9月8日、佐久間宣行さんのYouTubeチャンネル『NOBROCK TV』では、前回に引き続き千原ジュニアさんをゲストに迎え、あの大人気バラエティ番組について、衝撃の裏話が明かされました。
(画像:時事通信フォト)
■「とんでもない番組」と噂になった、あの人気バラエティ
10代の引きこもり期を経て、兄である千原せいじさんに誘われて芸人の道に入り、東京で初めて「ウケることの楽しさ」を味わったと語った千原さん。
その後、様々な番組に出演するなかで、本人曰く「めちゃくちゃスベった」時期を経験したそうです。
ここで佐久間さんが、「もう一回やるぞってなった時に、『これイケるな』って思った最初の仕事は、『(人志松本の)すべらない話』(フジテレビ系)ですか?」と問いかけます。
千原さんは「そうですね〜」と返し、ここから『すべらない話』の貴重な誕生秘話が明かされることになります。
佐久間さんは、「最初に企画の話を聞いたとき、『信じられない番組やるな』って思いましたよ。今となっては普通になりましたけど、最初はとんでもない番組に芸人が呼ばれてるって、噂になってましたもん」とコメント。
千原さん曰く、番組の企画段階でリハーサル室に呼ばれた際、「当時、松本人志さんと何度も仕事をしていた、イケイケな感じのディレクターが、若手芸人を集めて『みんな、どんな話するの〜?』みたいな。それでみんなが(本番で話すように)話し出すんですよ」と、自然と『すべらない話』が始まったのだそうです。
しかしこの時、「俺、本番があるのにここで喋れない」と思った千原さんだけ、何も話さずに終わってしまい、後から松本さんに謝ったというエピソードを明かしていました。
■千原の『すべらない話』に、まさかの嘘…!?
そうしてスタートした『すべらない話』でしたが、「当時、スタジオでお客さんの前で話すのが普通だったじゃないですか。『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)も『(ライオンの)ごきげんよう』(1991~2016年・フジテレビ系)もお客さん入ってるし」と千原さん。
『すべらない話』について、「お客さんが入ってない、芸人だけ、先輩がホストっていうところでの喋りって、初めてなんですよ」「だから、事実なんだけど、事実のほうが嘘くさいから、逆に嘘ついてホンマっぽくしてるんです」と、衝撃の告白も飛び出しました。
千原さんといえば、せいじさんの天然エピソードが十八番。
せいじさんが川を泳いでいた時に、「自分の手を獲物と間違えてモリで刺してしまった」という話を、「芸人ばっかりだと、『お前ちょっと厚化粧して(話を盛って)るんじゃないか』って思われそうで、直感的に『自分の左足を刺した』って変えたりとかしてるんですよ」と話していました。
■千原、「バカリズムだけは別格」と断言!
さらに佐久間さんは、「何がすごいって、『すべらない話』に出続けてるジュニアさんもそうだし、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出続けてるジュニアさんとバカリズムさんって、どういう心持ちで出てるんだろうなって思う」と、話を振ります。
これに対し千原さんは、「バカリズムは別格すぎて、ちょっと違いますね」とコメント。
『IPPONグランプリ』に対する千原さんの解釈は、「バカリズムとそれ以外の芸人の大喜利番組」だそうで、「だいたいバカリズムと違うグループになるんで、僕も点数つけるんですけど、『今のがIPPONじゃなかったら、(もっといい回答を)出してみろや!』ってなる」と語ります。
さらにいい点数を付けない人に対して、「バカリズムの今の答えが、切り口が角度つきすぎてピンときてないだけじゃないですか?」と言いたくなるほど、千原さんから見ても、バカリズムさんの大喜利は別格なのだそうです。
また、「本来、大喜利とはグラデーションのように徐々に笑いを高めていくもの」だと説明し、定石どおりにはいかない『IPPONグランプリ』の難しさなどについて語る場面もありました。
こうした貴重な裏話に、ネット上では「バカリズムは別格…すごい話聞いたな」「バカリズムさんだけ、IPPONの基準厳しくない?って思ってたけど、そういうことだったのか!」「さすが松本人志、すごいコンテンツ作ったよな…」などの声が上がっていました。
佐久間さんがうまくトークを引き出してくれるおかげで、千原さんからの貴重なエピソードが満載の内容になったのではないでしょうか。
【番組情報】
NOBROCK TV
https://youtu.be/sCwmYPJiKyY
(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)