9月5日、ジャングルポケットの公式YouTubeチャンネル『ジャンポケTV』では、新型コロナウイルス感染により休業していた斉藤慎二さんが復帰報告と療養生活について詳しく語る動画を公開。情報を発信していくことの大切さにも触れ、3人の真摯な姿が話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■ジャンポケ斉藤、発症5日目で入院していた
斉藤さんの新型コロナウイルス感染のニュースから約1ヶ月弱ぶりに、斉藤さんが動画上で復帰報告を行いました。
斉藤さんは、冒頭で「いわゆる状態も良くなって、明日から仕事を始められますよっていうときに、TwitterとかSNSだと伝えきれない部分もあって。ここでしっかりと(経緯や現状について)話していきたい」とコメント。
続いて、太田博久さんが時系列に沿って、斉藤さんの陽性発覚からおたけさんの感染、療養期間中のことについて説明しました。
大きなポイントして挙げたのは、斉藤さんが発症5日目から12日間、入院生活を送っていたということです。さらに退院後も、約10日間は体内酸素の低下などの後遺症により、仕事をすることは難しく、自宅療養を続けていたとのこと。
一方のおたけさんは、入院までは至らずに、10日間の自宅療養を経て回復までこぎ着けたということでした。
病院には行かず、保健所から電話があったというおたけさん。「本当に、保健所の方から連絡がくるとね…相手が女性だとか関係なしに…まぁ女性だったんですけど、なんか本当にホッとするんですよ」と語ります。
これに対し太田さんは「お前が最初にそういうこと言うから、『女性だから(安心した)かな』と思うじゃん」とツッコミを入れ、場を和ませていました。
■「一番きつかったのが肺炎の症状」ジャンポケ斉藤、新型コロナ感染後の詳細明かす
はじめは微熱から始まったという斉藤さんは、体温が41度まで上がり、血中酸素濃度95という苦しさと戦いながらも、受け入れ先の病院がなかなか見つからず、自宅療養になったのだとか。
その後、さらに病状は悪化し、中等症2まできていると診断されるも、依然として受け入れ先が見つからず、ようやく入院できたのが発症5日目のことだったそうです。
入院が決まるまでの間に、斉藤さんの病状を心配した太田さんが自宅に血中酸素濃度を測る装置を送ったというエピソードも明かし「それで測ったら80台だったときもあった」と語る斉藤さんでした。
入院中のことについて、斎藤さんは「酸素を入れながら、点滴とかもしてっていう状態だったんですけど、なかでも一番きつかったのが肺炎の症状」だと言います。今年1月にもPCR検査で陽性反応が出て新型コロナに感染していた斉藤さん。その時と比べても今回はかなりきつかったようです。
■長引く後遺症により『キングオブコント』も泣く泣く辞退
また、退院して療養期間が終わった後も、長引く後遺症に悩まされたという斎藤さん。
太田さんから「今でこそ声も出てますけど、退院して僕らが一発目に喋ったときは、本当に声が出てなかったもんね」という話が出ると、斎藤さんも「電話でやりとりしたときも、本当に声が出てない状態で、ふたりも『これはまずいな』って感じ取ってくれたと思う」と語ります。
そんな中、着々と予選が続いている『キングオブコント2021』(TBS系)への出場を熱望していた3人ではありますが、斎藤さんの体調を第一に考えて辞退するに至ったと報告していました。
一方のおたけさんは、発熱と味覚障害の症状はあるものの、斎藤さんや報道されている症状などと比較すれば「軽症だったのかな」と話しました。
■ジャンポケ斉藤、新型コロナの療養生活語る!「中等症2までいった」「発信することって大事」病を乗り越えた3人の確かな絆とは
そして、あくまでも新型コロナウイルスの症状には個人差があると強調したうえで「自分たちが発信することによって、ひとつの参考にもなるから『自分の症状とは違うけど、どうなんだろう』とか考えるきっかけにもなるから、発信することって大事なんだと思う」と真摯に語る斎藤さんでした。
これを受けてネット上では「斉藤さんの続報がなくて心配してました…無理せず、また少しずつ元気な姿を見せてください」「3人の絆がわかる、真摯な動画だった…!来年こそ、コロナが終わった日本で華々しく優勝しよう!」「斉藤さんもおたけさんも、無事に回復してホント良かった!こういうのを詳しく発信してもらえるのはありがたいです」などの声が多数上がりました。
復帰報告はもちろんのこと、療養中の3人の絆が垣間見えたことに喜んだファンも多かったのではないでしょうか。
今後も体調を第一に、ジャングルポケットらしい笑いを届けてもらいたいですね。
【番組情報】
ジャンポケTV
https://www.youtube.com/watch?v=lqXg-DDbXJc&feature=emb_title
(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)