『好きが原動力って一番強い』DJ松永の「不幸せにならなくて済む」哲学に反響!

投稿日:2021/08/23 11:44 更新日:

8月22日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)では、ヒップホップ・ユニットのCreepy NutsのR-指定さんとDJ松永さんが登場。林修さんがインタビューをする中でDJ松永さんが自身の哲学を語り、話題になりました。

DJ松永

(画像:時事)

■DJ松永「DJを始めた時に初めて自分の足で決断して立った」

今回の番組では、林さんが「すごくホントにまずご自身が一番このお仕事が好きだって、まぁお仕事って言っちゃいけないですかね。この行為自体が大好きだっていうのがよく伝わってきて」と感想を述べる場面が。

これに、松永さんは「めちゃくちゃ好きですね」と即答します。

続けて、松永さんは「学生時代とかにサッカーとかやってたんですよ。俺、小4年の時に始めたんですけど、別に自分の意思でいちから始めたわけじゃなくて、何となく小学4年になって周りが部活始まるから、周りの友達が何となくみんなサッカー部入るから…。だから決断してないんですよ。で、サッカーをやってる自分を疑ったこともないわけですよね」とコメント。

そんな松永さんは「でも、DJを始めた時に初めて自分の足で決断して立ったなっていう自覚があったんですよね。そのために環境どうしようって自分の頭で全部考えたなっていうので、結構レールは外れたけど自分の足で立ってる感じはして」とDJは自分が好きで始めたことを明かしました。

■DJ松永、試行錯誤を重ねる時間も「楽しかったなって」

また、松永さんは「俺は途中で高校を辞めて高校2年生の頭ぐらいからターンテーブル買って好きで始めたら、楽しすぎて学校行かなくなっちゃって途中で辞めたんすけど…。自分の意思で始めてどうしようもなく好きなことって、何かめっちゃ想像力湧いてくるなとか思うんっすよね」と、どんどんDJにのめり込んでいったそうです。

さらに、松永さんは「ここの手の角度こうやったらこううまくいくかな?とか…。あれ?こっち力抜いてみたらうまくいくかな?っていう過程がむちゃくちゃ楽しかったなって思って」と試行錯誤を続けていた時代を振り返りました。

■『好きが原動力って一番強い』DJ松永の「不幸せにならなくて済む」哲学とは?

また、別の場面でも「好きが原動力って一番強いなって思ってて、俺人から評価をすごい気にするし、売れたいし、数字に一喜一憂する側面もあるわけですよ。でも、好きで始めたのに周りの結果で続けられなくなったり、一喜一憂するのってめちゃくちゃ損なことだなって思って、だって俺始めてとにかくやってる時間がめちゃくちゃ楽しかったじゃんみたいな」という松永さん。

続けて「最初って別に結果とか何かを想像して始めたわけじゃない…。やってる時間を楽しかったから始めたじゃん、それでもう到達点だから、それさえ大事にしておけばこれから Creepy Nutsで音楽であるわけですよ。絶対上がったり下がったりで、そこで、下がった時に不幸せにならなくて済むなと思うんですよね」とコメント。

そして、松永さんは「そこでもう数字とか結果とかを追い求めて、それを目的じゃなくて手段として音楽とかDJを始めたとしたら、多分下に下がっちゃった時点で辞めちゃうと思うんですけど…。もう音楽自体が目的だったら下がっても関係ないですよね。楽しいからやる」と音楽活動をする上で大切にしていることを力説します。

最後、松永さんは「で、しかもやってる瞬間楽しかったら、そこで、幸せでいれると思うんですよね。でも、これはめちゃめちゃ俺は人目を気にするし、ブレやすくて弱い人間だからこそ、そういう考えをお守りとしてずっと持っとくんですよね」と自身の考え方を明かしました。

■DJ松永の哲学に反響!

今回の放送に対して、ネット上では「すごく良かった!苦手な部分も理解してくれて、それでも認めてくれて、リスペクトを持って接する2人の関係がすごく羨ましい。松永さんの言葉が素敵で泣いたよ。出会ってよかった」「CreepyNutsを取り上げてくれたバラエティは松永さんの世界一以降たくさんありましたが、今回が一番誠実で知的なアプローチをしてくださってたように思いました」「DJ松永の言葉めっちゃ響いた 好きな事には不幸がない」などのコメントが上がっています。

好きで始めたことだから数字の浮き沈みがあっても「不幸せにならなくて済む」と語る松永さん。その言葉に感銘を受けた人もいたようです。

【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/corner/f0081584

(文:かんだがわのぞみ)

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