2月19日に放送されたNHK「うたコン」に“歌怪獣”とも評される演歌歌手・島津亜矢さんが登場。デーモン閣下・ROLLYさんとコンビを組んだQUEENメドレーを披露した圧巻のステージに絶賛の声があがっています。
島津亜矢×デーモン閣下×ROLLYのQUEENメドレー
千葉県松戸市を舞台に「みんなで歌おう!ほっこりソング」をテーマに放送された19日の「うたコン」。豪華な出演者が素晴らしい歌声を響かせる中でも反響を呼んだのが、島津亜矢さん・デーモン閣下・ROLLYさんによるQUEENメドレー。本番が始まる前のトークでQUEENの思い出について聞かれたデーモン閣下は、「世を忍ぶ中学生のころにQUEENと出会った」とのこと。特に彼らの音楽では、他の洋楽歌手よりもアーティスティックで個性豊かなところが「40年間経っても普遍性がある」とQUEENの魅力を力説。続いてROLLYさんは、オペラ・ジャズ・シャンソン・アラビアなど様々な音楽が融合した彼らの曲を「闇鍋状態でどんなものができるのかビックリ、世界で最も偉大なロックバンド」と独特な表現で解説。40年来のファンというROLLYさんは、フレディ・マーキュリーさんが亡くなった時に、ダイヤ柄のタイツを着てロンドンの自宅に花を手向けに行ったエピソードも紹介していました。
会場を一体感を生む「We Are the Champions」
QUEEN大好きな2人と一緒にQUEENメドレーに参加したのが、演歌歌手の島津亜矢さん。普段は洋楽は聞かないという島津さんですが、QUEENの曲に関しては子供の頃に聞いて衝撃を受けたとのこと。そして、始まったQUEENメドレーの最初は映画のタイトルにもなった「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」。コーラスをバックにデーモン閣下が歌い始めると、そこから島津さんにバトンタッチ。島津さんは「Mama, just killed a man」の有名な歌詞の部分を担当。デーモン閣下と島津さんの素晴らしい歌声で魅了しました。「Bohemian Rhapsody」に続いての曲は「We Will Rock You」。この曲はROLLYさんのギター演奏がとにかくかっこいい。そして、最後を飾るのは「We Are the Champions」。この曲では本日登場した他のゲストも歌に参加して、会場を一体にする圧巻のステージを披露することになります。
島津亜矢の圧巻の歌声に賞賛の声
放送を見た人からは、「クイーン特集。ROLLYさんと閣下のクイーン愛、嬉しい」などの声があがっていました。他にも、「島津亜矢 歌唱力がすごすぎる!鳥肌立ちました」「島津亜矢さんのQUEENは素晴らしかった」など島津さんの圧巻の歌声を絶賛するコメントが多くあがりました。もともとJ-POPを歌ってもうまいと評判の島津さんですが、英語の歌詞で歌うQUEENの曲も絶品といえる仕上がりで、演歌という枠にとどまらない歌手だと再認識させられました。今回のQUEENメドレーはステージと会場の一体感が素晴らしく、永久保存版級の内容。また、このコンビが歌う姿を見たいですね。(文:かんだがわのぞみ)