<記事提供:COCONUTS>
メッセージ性の強い楽曲と、熱量が先行しながらも爽やかな音楽性で人気を博しているSUPER BEAVER。
(画像:時事通信フォト)
まるで自分に直接語りかけられているかのように錯覚するほど、1人1人の人間の心に寄り添ってくれるSUPER BEAVERの楽曲は、それぞれが魅力に溢れています。
今回はそんなSUPER BEAVERの楽曲から、僕が「壁にぶつかった時に聴きたい曲」を5曲ピックアップしてみました!
【1】突破口
SUPER BEAVERはかつてメジャーデビューを果たした後、2009年に一度インディーズへと戻ることを決め、2020年4月に再びメジャー再契約を結ぶという、自分たちの意志であまり前例のない道を切り拓いてきたバンドです。
そんなバンドの結成から15周年を迎えた2020年に、メジャー再契約第2弾シングルの表題曲としてリリースされたのが『突破口』です。
大人気のTVアニメ「ハイキュー!」のオープニングテーマに採用されたことでも話題となりましたね。
この曲はアップテンポな曲調で思わず前向きな気分になれるのはもちろんのこと、歌詞には「今」を大事にするという力強いメッセージが込められています。
歌詞の中では目の前に広がる壁への挑戦を前向きに捉えており、僕たちの日常生活の中でついつい苦しいと感じてしまうような挑戦をする場面でも、背中を押してもらえます。
僕にとって、何か行動を起こす力を与えてくれるような一曲です。
『突破口/SUPER BEAVER』
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
編曲:SUPER BEAVER
【2】シアワセ
2009年に一度目のメジャーデビューを果たした時、3rdシングルとしてリリースされたのが『シアワセ』です。
この曲は度々ライブでも披露されていて、バンドにとってもファンにとっても非常に思い出深い一曲なのではないかと思います。
サウンドからも臨場感が感じられる中、漠然とした未来への不安がありながらも、自分が決めた道を正解にするために必死に突っ走っているバンドの姿を想像することできます。
当時のバンドの心境に照らし合わせながら聴くことで、自分が進む道を幸せなものとするため、もがくことの大事さを教えてくれた一曲です。
『シアワセ/SUPER BEAVER』
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
編曲:SUPER BEAVER
【3】ひたむき
メジャー再契約後の2022年11月にリリースされた『ひたむき』は、タイトルの通り一生懸命生きるひたむきな姿勢を誰よりも応援してくれるロックチューンです。
この曲もバンドのこれまでの歩みと重なる部分が多々あり、生々しくも必死に自分の意志を貫いて、未来に向かって走り抜けていくような爽快感も感じられます。
何よりも、「今」を大切している歌詞は、僕たちの日常生活にも当てはまる要素で、決断に迷った時に一歩踏み出す勇気を与えてくれます。
僕は、仕事や勉強といった「今」を頑張るときに、自分のテーマソングにしています。
『ひたむき/SUPER BEAVER』
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
編曲:SUPER BEAVER
【4】らしさ
インディーズ時代の2014年9月に通算6枚目のシングルとしてリリースされた『らしさ』。
この楽曲はタイトルの通り、壁にぶち当たっている時や苦しみに支配されている時、本当の自分を見つめ直させてくれる一曲です。
歌詞に込められたメッセージは非常に明瞭です。
人間は日々変化するものではありますが、その中でも絶対的な変わらないものがあり、自分が大切にしている本質的なものは、子どもの頃からいつまで経っても不変であることを歌っています。
何かと時代の流れや周囲の声に影響されて自分を見失ってしまった時、僕はこの曲に力をもらうことが多々あります。
周囲の声に左右される必要はないし、もっと言えばそんなもので変えられるものは自分を取り繕う要素だけで、本当の自分は自分だけが知っている。
この曲を聴くとそんなように言われているような気がして、自分が最も大事にしているものに気が付かされます。
『らしさ/SUPER BEAVER』
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
【5】予感
最後に紹介するのは、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」の主題歌として書き下ろされ、インディーズ時代の2018年11月にリリースされた『予感』です。
人間は様々な場面で決断を強いられることがあり、そのことがきっかけで深く悩む人も少なくないと思います。
この楽曲は、そんな時に自分の感性や直感に従うことで、本当の自分が導かれている道へ進めるように後押ししてくれます。
仮にその決断で何か後悔するようなことがあっても、それは一時的なものであり、その後の行動次第で何とでもなる。決断の正解は他人に決められるものではなく、自分で創り出すもの。
このようなメッセージが明るい曲調に乗せて届けられており、「自分」を肯定する強い味方になってくれます。
SUPER BEAVERというバンドが歩んできたストーリーのように自分にも進むべき道がある、そう思わせてくれて、前向きな気分になる一曲です。
『予感/SUPER BEAVER』
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
編曲:SUPER BEAVER
以上、僕が独断で選んだSUPER BEAVERの「壁にぶつかった時に聴きたい曲」でした。
SUPER BEAVERの楽曲の中には、他にもまだまだ数多くの名曲があり、5曲に絞るのは本当に難しい作業でした。
みなさんもぜひ、日常生活を頑張る活力として、SUPER BEAVERの楽曲を聞いてみてくださいね。
(編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)