9月28日の「ゴッドタン」(テレビ東京系)では「お笑いを存分に語れるBAR~漫才篇~」を放送。漫才について熱く語るスピードワゴン・小沢一敬さんの名言が話題を集めました。
(画像:時事)
スピードワゴン小沢『チュートリアルは世界を見せた』
アメトーーク「このツッコミが凄い」面白かったな。
最後に飯塚さんが出てきたのも熱い。で、今夜のゴッドタンは「お笑いを存分に語れるBAR〜漫才編〜」です。タイミングはマジで偶然。
メインはM1の話。ツッコミのブロック慌てて少し短くしました!笑 pic.twitter.com/r1hdVHAtiP
— 佐久間宣行 (@nobrock) September 28, 2019
この日は「お笑いを存分に語れるBAR~漫才篇~」ということもあり、漫才師の晴れ舞台『M-1グランプリ』について語り合うことに。かまいたち・山内健司さんが印象に残っているのが、2006年優勝のチュートリアルのネタ。山内さんが何度も見直したネタはこれが初めてで、自身もチュートリアルに影響を受けていることを明かします。
すると、スピードワゴン・小沢一敬さんも「今までの漫才師はボケを見せた。でも、チュートリアルは世界を見せた」とチュートリアルの漫才を絶賛。
この言葉を聞いたおぎやはぎ・矢作兼さんも「イケメンがボケても笑えなかったけど、徳井さんだけは格好いいのに笑えた。だから、ボケじゃなく世界ってうまいこと言った」と小沢さんの意見に同意。
また、小沢さんは「全く話が進まないのはおぎやはぎだけ」「おぎやはぎがやってた漫才はジャズ」と同業者としておぎやはぎの漫才の斬新さに賞賛のコメントを送ります。
他にも、以前に小沢さんが漫才の台本を書いていた時、それを見ていた小木さんから「そのネタ面白くないでしょう?」「だって真面目な顔して書いてんじゃん。面白いネタって書いてる時から笑うんだよって」と言われたエピソードを紹介。小沢さんは「20代の小沢はあれに影響を受けた」と最大級の賛辞を送ります。
スピードワゴン小沢が今年の「M-1」で注目するコンビとは?
『今年の「M-1」で注目するコンビは?』という話にテーマが移ると、小沢さんが名前をあげたのが人気お笑いコンビ・まんじゅう大帝国。小沢さんはまんじゅう大帝国のネタについて、やり尽くされたことが多いので若手は落語をやれば良いと思っていたところに彼らが現れたと解説。
また、小沢さんはまんじゅう大帝国に加えて、Dr.ハインリッヒ、Aマッソ、コウテイの名前を上げて「俺、漫才じゃなくて、向こう側に音楽や文学が見えるコンビがいい」と名言を放ち、若い才能に期待を寄せます。
スピードワゴン・小沢の名言に反響
放送を見た人からは、「小沢さんの存在が効いてて、もう何時間でも見てたい」「今回のゴッドタンは小沢回だった。こんな笑いに熱くなる人だったんだな。意外」「スピードワゴン小沢さんの文学が見えるコンビが好きって話し凄く理解できて鳥肌が立った。Aマッソにソレを感じてたから嬉しい」などのコメントが上がっています。
この日は、小沢さんが熱くお笑いについて語るところがよかったですね。また、「向こう側に音楽や文学が見えるコンビがいい」という文学的なフレーズも流石でしたね。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/episode/63235837
(文:かんだがわのぞみ)