杉咲花「本人がすごく1番傷つきながらお芝居されてる」トータス松本との共演秘話を明かす!

投稿日:2021/01/29 12:58 更新日:

1月29日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」では、ウルフルズのトータス松本さんがゲストとして登場。NHK連続テレビ小説「おちょやん」で共演する杉咲花さんがトータスさんの印象を明かし話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■毎田暖乃がトータス松本の印象を語る

今回のゲストは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロイン・竹井千代の父親・テルヲを演じるトータス松本さん。

番組では、千代の子供時代を演じた毎田暖乃ちゃんがトータスさんの印象を話すことになりました。

暖乃ちゃんはトータスさんについて「優しくて、面白くて、一緒にいて楽しい人」とコメント。とりわけ、暖乃ちゃんがトータスさんの優しさを感じたというのが千代とテルヲが最初に登場するシーン。

このシーンで千代がテルヲを蹴ったことについて、スタッフが「どついてたね?」と尋ねると、暖乃ちゃんは思わず苦笑します。それでも、暖乃ちゃんは「どついてました…。最初はどついてなくて、2回目の時からお父ちゃんが『やりやすいようにやったらいいよ』って言ってくれて」と台本にはなかった蹴るシーンは、トータスさんの助言があったから生まれたと言います。

また、暖乃ちゃんは千代が奉公に出されるテルヲとの別れのシーンについて「別れのシーンだったから、その日の撮影ではお父ちゃんと一切喋らなくて、そのシーンが終わるまで…。それで、寂しかったんだけど、それを我慢して喋らなくて、そのシーンでカットがかかってOKになった時にお父ちゃんって!抱きついた」とコメント。

そんな暖乃ちゃんについて、トータスさんは「暖乃でなかったらやれてないと思います。それぐらいエネルギーがあって。9歳じゃないですか、僕とかだと年がいっているから、それなりにここはああいう風な気持ちなんかなとか、こんな気持ちかなと思うけれど、参考にあれが多少あるけど、9歳の…。9年の人生経験でこれだけのことをやるんやから必死でついていこうと思って僕は」と刺激を受けたそうです。

■杉咲花「本人がすごく1番傷つきながらお芝居されてる」トータス松本との共演秘話を明かす!

大人になった千代を演じる杉咲花さんもVTRで登場。先にクランクアップしたトータスさんについて、杉咲さんは「終わってからも"おちょやんロス"が止まらないって言って、たくさん連絡をくれるのがすっごく嬉しいです」とコメント。

特に杉咲さんに印象に残っているのは、テルヲが映画会社の所長室に乗り込んで「よう覚えとけ!わいの娘はな竹井千代は日本一の女優になんのじゃい!」と怒りを露わにするシーンだと言います。

このシーンについて、杉木さんは「本番になった瞬間のトータスさんからパンって弾け出る熱量がものすごくて。あの場にいた人たちみんなが引き込まれているんだなっていうのを肌で感じる瞬間ですごく印象的ですね」とトータスさんの演技の迫力に圧倒されたそうです。

また、杉咲さんは「すごく悲しいシーンを撮っていた時があって、千代とテルヲの2人のシーン何ですけど…。本番が終わって前室に戻る度にお父ちゃんが『ああもう辛いもう辛い』ってずっと仰ってて」とトータスさんが役に入り込んでいたことを振り返りました。

続けて、杉咲さんは「私とかはシーンの中で悲しい感情になるためにすごく必死だからこそ、そうならないとって思うんですけど…。トータスさんはそうじゃなくて、もうご本人がすごく1番傷つきながらお芝居されてるっていうのが、その役への没頭の仕方みたいのが本当にすごいなって」と感銘を受けたことを明かしました。

■トータス松本"役への没頭"裏話に反響

今回の放送について、ネット上では「杉咲花ちゃんのテルヲを演じるトータスさんについての言葉『本人が傷つきながら芝居している』自分自身の良心と戦いながら酷い父親を演じきってたんだな」「杉咲花ちゃんコメントも素晴らしい。感性豊かなトータスさんや花ちゃんならではの優しくて素敵な関係」「ほんとよくやってくれてるよね。泣きそうになるわ」などのコメントが上がっています。

劇中で千代に対して酷い振る舞いを連発するテルヲ。杉咲さんが「ご本人がすごく1番傷つきながらお芝居されてる」とトータスさんも苦悩を感じながら演じていると裏話を語ってくれたのが視聴者には印象的だったのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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