お笑いコンビのおぎやはぎがパーソナリティを務めるラジオ番組「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオほか)。6月4日の放送では、10代向けのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FMほか)をパロディ化した内容が話題となりました。
(画像:時事)
■突如の神回爆誕!おぎやはぎが『SCHOOL OF LOCK!』を完全パクリで…
ハライチのターンのあと深夜1時から TBSラジオ 木曜JUNK
「おぎやはぎのメガネびいき」生放送 #ハライチのターン
#meganebiiki #tbsradio #radiko https://t.co/0uGw2u9QZP pic.twitter.com/2ikI9WYHhJ— 宮嵜 守史 (@miyazakimori) June 4, 2020
最近、自粛期間中で夜更かしできたということもあってか、10代のリスナーからのメールが多くなっていることに気付いたおぎやはぎ。
「10代といったら、『SCHOOL OF LOCK!』だろう」「(年齢的に)俺たちの方が、校長・教頭には向いてるんじゃないか」ということで、今週は本家を完全再現した放送が行われました。
番組冒頭では、4人組バンド・DENIMSのおかゆさんが担当したという、ギターで奏でるチャイム音が鳴り響き、二人が「教頭の矢作です」「校長の小木です」と挨拶して番組がスタート。
続けて、黒板にチョークで「ありがとう青春」とメールテーマを書く音、登校してくる生徒(リスナー)の音、「起立、礼、叫べー!」というお決まりの挨拶まで完璧にパロディ化します。
これを聞いたリスナーからは、「再現度高すぎww」「完コピわろた。高校時代思い出すな」などの声が上がり、冒頭からネット上では、大盛り上がりとなっていました。
■17歳の悩みに、小木の持論が炸裂?矢作「古い人間だな」
すると、早速17歳のリスナーから「恋愛で悩んでいるうちに、だんだん面倒くさくなってしまいました。華の高校2年生、この人生の中で一番輝かしい時に、私の春を汚いドブ川に捨てていいのでしょうか?」というお悩みメールが到着しました。
本家「SCHOOL OF LOCK!」は、リスナーを生徒、パーソナリティを校長・教頭と呼び、生徒に寄り添いながら悩みを解決したり、一緒に盛り上がったりする番組。
矢作兼さんは、本家に倣い「そうだなぁ。捨てるのもいいよなぁ」と言葉を選びながら回答しますが、小木博明さんは「いや、捨てるべきだよ。そんなもん」と一言。
続けて「高2でどんだけ努力するかだからさ、恋なんかよりも。大学だから、結局。異性にうつつ抜かしてちゃダメ。大学行った奴が勝ち組だから」と持論を展開し、矢作さんが「古い人間だな」とツッコミを入れて周囲を笑わせました。
■小木「勉強勉強!」信念を曲げない小木に「堅いんだよ~」と一斉ツッコミ
小木さんの保守的な持論を聞いて、矢作さんは「教頭は、そうは思わないよ。高2にしか出来ない恋っていうのもあるからね」と優しくフォロー。
続けて「ただ、本人が恋をしたくないと思ってるのに、無理やりするものは恋じゃない」とアドバイスを送りますが、小木さんは「今、全くそういうものが無いんだから、ちょうどいいじゃない。勉強勉強!」と全く意見を曲げず、周囲を笑わせます。
また、大学生のリスナーからは「おぎやはぎさんが芸能界で一番オシャレだと思っているので、おススメの眼鏡と靴を教えて欲しいです」というメールが。
褒められて喜ぶと思いきや、小木さんは「大学生だろ?ここでどんだけ努力して頑張って、首席で大学出ることでいい企業に入って。そこで差をつけるっていうのも重要だけどね」とコメント。
質問内容についても「そんだけオシャレして、ちやほやされた所でさ、30、40代になっても何も生きないからね。30、40代にオシャレした方が絶対勝つからね」「勉強だよ!」と力強く返答し、周囲から一斉に「堅いんだよ~」とツッコミを入れられて笑いが起こりました。
■小木が寄せる気ゼロ!?本家と正反対の内容に「現実的すぎて最高だった」の声
これを機に、小木さんの持論が炸裂。「学生は勉強だから」「いい企業に行かなきゃ、ダメなんだよ!」と熱く語る小木さんに、思わずスタッフも「堅て~な!」と爆笑してしまいました。
そして「SCHOOL OF LOCK!」で2代目の校長を務めたお笑いトリオのグランジ遠山大輔さんは、この放送を聞いていたようでTwitterで反応。小木さんが本家とは正反対で"寄せる気ゼロ"なコメントをすることに斬新さを感じていたかもしれませんね。
やはぎ教頭、堅物おぎ校長!ガチガチの保守的学校にたくさん考えさせられました!ありがとうございました! #meganebiiki
— グランジ遠山 (@tohyamagrunge) June 4, 2020
また、ネット上では、番組を聞いたリスナーから「勉強勉強勉強!生徒に親身にじゃない辛辣ラジオ、現実的すぎて最高だった~」「小木さんが本気寄せる気ゼロで笑うわ」「小木校長の言葉を胸に刻み明日からも勉強頑張ります」などの声が上がりました。
小木さんが熱い持論を披露し、矢作さんがフォローし続けた今回の放送。「SCHOOL OF LOCK!」を聞いたことのあるリスナーは、本家との違いに、大笑いしたという人も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
JUNKおぎやはぎのメガネびいき
http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20200605010000
(文:藤峰あき)