2021年5月31日、元乃木坂46で女優の斉藤優里さんが芸能界を引退しました。ネット上では、斉藤さんのアイドル時代を振り返り、彼女のこれからを応援するファンからの温かいコメントが続出していました。
(画像:時事)
■斉藤優里、5月末をもって芸能界を引退
かねてから伝えていた通り、斉藤さんは5月末をもって乃木坂46合同会社を退社し、芸能活動を引退することになりました。
5月31日、斉藤さんは自身のInstagramを更新。「長い間、応援して下さった皆さん」という言葉から始まり「皆さんに会えたことが本当に幸せです」と、ハートマーク付きでファンへの感謝を綴りました。
2011年、乃木坂46に1期生として加入した斉藤さん。天真爛漫で明るい性格をしていると親しまれ、その人懐っこさでいつもグループを盛り上げていました。2019年に乃木坂46を引退してからも、舞台女優やラジオパーソナリティとして活躍し、ファンに笑顔を届けていました。
ネット上では、そんな彼女に感謝を述べるファンの声が。「いつも元気いっぱいで楽しそうなゆったんが大好きでした!」「ゆったんを推し始めてから人生楽しかったです」「ゆったんの笑顔には、何回も救われたな」など、彼女の明るい性格にパワーをもらっていた人々からのコメントが続出。
また、彼女の愛称が「ゆったん」であることから、Twitter上ではファンが作った「#ゆったんありがとう」というハッシュタグがトレンド入りしていました。
■「13金」「おに魂」…思い出を振り返るファンの声
斉藤さんは、2013年に発売された5thシングルのカップリング曲「13日の金曜日」で、初のセンターに抜擢されます。明るくポップなこの曲は、彼女の代表曲としてファンに親しまれていました。そして、グループ卒業間近の2019年5月24日に行われたアンダーライブでは、涙ながらにこの曲を歌う姿が話題に。
斉藤さんが芸能界を引退するということで、この曲を連想したファンが多かったようです。
ネット上では「『13日の金曜日』を聴いて、2021年の5月の終わりを噛み締めることにします」「これからも13日の金曜日が来るたび絶対ゆったん!!って思う」「13金ハマってオタクデビューしました。かわいいゆったんありがとう」「13日の金曜日がなんかいい日に思えるのはゆったんのおかげです」など、斉藤さんとともに「13日の金曜日」を愛するファンからのコメントも多数見られました。
また斉藤さんは、乃木坂46で初めてラジオ単独レギュラーを獲得したメンバーとしても有名です。2013年4月から「The Nutty Radio Show おに魂」(FM NACK5)の月曜アシスタントMCを担当し、次番組「Nutty Radio Show THE魂」(FM NACK5)が終了した2021年3月までの8年間、ラジオパーソナリティを務めあげました。
ネット上では「乃木坂という存在を知ったきっかけがゆったんのおに魂でした」「おに魂聴き始めてから推してたゆったん。まさか自分が乃木坂にハマるとは思ってなかった」「初めて読まれたラジオも電話したラジオもゆったんのラジオでした!」「おに魂~The魂とラジオでとっても楽しい時間をありがとうございました」など、「おに魂」や「THE魂」に言及するファンからのコメントも多数。
乃木坂46というグループ自体を知ったのが斉藤さんのラジオきっかけだったという人も多かったようで、彼女がいかに乃木坂46の知名度を上げるために貢献してきたかが分かりますね。
■「バイバイゆったん」「またね!」明るい斉藤優里らしいお別れ
前述したInstagramの投稿は「これからもたくさんインスタとかとおして交流できますように~ それと、皆さんにたくさんの愛と幸せが訪れますように」という笑顔とハートマークの絵文字が付いた文章で締めくくられており、両手でピースをする斉藤さんの写真が掲載されています。
そんな明るい彼女に応えるように、ファンもネット上では「バイバイゆったん」「お疲れ様ゆったん!」「またね!いつかどこかで!」「楽しかったよ、本当に楽しかったよ!」と、しんみりせず明るい言葉で彼女を送り出していました。
乃木坂46時代から今まで約10年もの間、観る人に元気や笑顔をたくさん与えてくれた斉藤さん。
彼女の明るさに癒され、勇気をもらったファンは数えきれないほどいることでしょう。引退後も、斉藤さんには毎日笑って過ごして欲しいと願うばかりですね。
(文:みなみぱん)