ぺこぱのシュウペイさん、松陰寺太勇さんがMCを務める乃木坂46の冠番組「乃木坂スター誕生!」(日本テレビ系)。5月31日放送回では掛橋沙耶香さんがテレビ初ソロ歌唱に挑戦し、話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■ぺこぱシュウペイ、元ギャル男らしい目線でアイドルを説明!
明日の #乃木坂スター誕生!は
#掛橋沙耶香 がテレビ初ソロ歌唱!小泉今日子の名曲「渚のはいから人魚」に挑戦🧜♀いっぱい練習したので皆さん褒めてください💓#乃木坂46 #ぺこぱ pic.twitter.com/NntwHJxxov
— 乃木坂スター誕生!【公式】 (@nogista_ntv) May 30, 2021
常に笑顔で元気な4期生イチの"個性派おてんば娘"と言われている掛橋さん。今回の放送では小泉今日子さんが1984年に発表した9枚目のシングル「渚のはいから人魚」のカバーに挑戦しました。
小泉さんと言えば元祖・視聴者参加型歌手オーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)で誕生した言わずと知れた80年代を代表する人気アイドルの一人。当時は珍しかったショートカットも「聖子ちゃんカット」と呼ばれ、世に知れ渡りました。
その驚きをシュウペイさんは「ガン黒ギャルが大ブームになった時に、その中に白ギャルが出てきたようなもの」と、元ギャル男らしい表現で説明し、笑いを誘います。
そんな小泉さんを語る上で欠かせないポイントとしてシュウペイさんが挙げたのは「あだ名」。当時は「聖子ちゃん」や「明菜ちゃん」のようにアイドルを下の名前で呼ぶのが一般的でしたが、小泉さんは"キョンキョン"というあだ名で呼ばれ、あだ名で呼ばれるアイドルの先駆け的存在になったと説明しました。
■選抜に入れなかった掛橋沙耶香の決意感じるステージが話題
番組の放送に先駆け、乃木坂スター誕生の公式Twitterにて公開された動画では「お家で何度も小泉今日子さんの動画を観たり、自分でも歌ってみたりしてイメージを膨らませながら練習してきたので、それが出せてたらいいなぁと思うんですけど、ちょっと不安です」と、心の内を明かしていた掛橋さん。
そして番組では、テレビ初ソロ歌唱という重圧の中、笑顔を弾けさせながら、見事に名曲を歌い上げました。その可愛らしさにひな壇に座るメンバーも大いに盛り上がりで「可愛い!」という声が乱れ飛びます。
歌い終えた掛橋さんに対してシュウペイさんは「素晴らしかったですね!」と歓声を上げ、メンバーからは惜しみない拍手が贈られました。
松陰寺さんから「どうでした?かけかけ」と感想を尋ねられ、初めて言われたであろうあだ名に「かけかけ?」と笑いつつ「乃木坂としてこうやって(一人で)歌う事があまりなかった」と話し出した掛橋さん。
「私の歌声を初めて聞く方もたぶん多いと思う」と続けますが、胸に込み上げてくる万感の想いがあったのか「そういう方にも…うん」と、言葉に詰まってしまいます。
しかし、松陰寺さんの「届けられたな、みたいな?」という助け船に助けられ「届けられたらな、みたいな」と、笑顔を弾けさせました。
■ぺこぱ松陰寺の心に寄り添うMCに感動の声!
掛橋さんのテレビ初ソロ歌唱に対し、ネット上には「見た目からは想像の出来ない力強い歌声に、彼女はやっぱり音楽の才能、そして人前で輝く才能があるんだと思った」「掛橋先生、かわいさが致死量超えてます」「さぁちゃんテレビ初ソロ歌唱とっても良かった!これからもいろんな場面で歌ってるとこ見れるといいなぁ〜」と多くの称賛コメントが投稿されていました。
また「言葉に詰まるさぁちゃんにさりげなく助け船を出すとか、松陰寺さん男前じゃん」「松陰寺さん、ちゃんと沙耶香ちゃんの想いを汲み取ってくれて、あの短いやり取りだけでMCがぺこぱで良かったと思えた」「最初の頃の緊張が解けてきて、良い感じになってきたな」など、言葉に詰まる掛橋さんを救った松陰寺さんの優しさに感動したという声も多く上がっていました。
4期生の注目度が上がり、選抜入りを果たす同期も増えている中、掛橋さんは残念ながら新曲の選抜には選ばれませんでした。
選抜に落ちた理由として、掛橋さんは4月23日に更新した公式ブログ「掛橋沙耶香 OFFICIAL BLOG」において「自身の実力不足」を挙げています。
しかし、同じブログ内で掛橋さんは「選抜に入る事を諦めておらず、実力を付けて選抜に入る事で皆様に恩を返したくて」とも綴っており「『次のシングル期間中に底力を出し切る!』と心に決めて前を向けております。頑張る!」と決意を明かしていました。
その決意の通り、努力を感じさせる歌声を響かせた掛橋さん。その姿にぐっと心を動かされたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
乃木坂スター誕生!
https://www.hulu.jp/watch/100083479
(文:こじこじ)