DA PUMPレコード大賞受賞を逃すもメンバーの涙と「YMCA」披露で感動の声

投稿日:2018/12/31 20:17 更新日:

第60回日本レコード大賞の発表会が30日、東京・初台の新国立劇場で開催されました。栄えある大賞は、人気アイドルグループ乃木坂46の「シンクロニシティ」が受賞。昨年に続き2年連続の偉業を成し遂げ、女性グループとしては2011年、12年のAKB48以来、2組目の快挙となりました。

2018年を飛躍したアーティストが続々選出

日本レコード大賞の中継はTBS系が生放送。女優の土屋太鳳さんと同局の安住紳一郎アナウンサーが総合司会を務めました。また、今年1月に引退を表明した小室哲哉さんらが選出された特別賞などは、同日までに贈られました。

◇受賞者一覧◇

大賞:乃木坂46「シンクロニシティ」

最優秀新人賞:辰巳ゆうと「下町純情」

優秀作品賞:欅坂46「アンビバレント」・三山ひろし「いごっそ魂」・TWICE「Wake Me Up」・SEKAI NO OWARI「サザンカ」・氷川きよし「勝負の花道」・乃木坂46「シンクロニシティ」・AKB48「Teacher Teacher」・三浦大知「Be Myself」・西野カナ「Bedtime Story」・DA PUMP「U.S.A.」

最優秀歌唱賞:MISIA

新人賞:STU48・辰巳ゆうと・Chuning Candy・BiSH

特別賞:小室哲哉・サザンオールスターズ・DA PUMP・米津玄師

最優秀アルバム賞:米津玄師「BOOTLEG」

優秀アルバム賞:THE BEATNIKS「EXITENTIALIST A XIE XIE」・和楽器バンド「オトノエ」・大竹しのぶ「SHINOBU avec PIAF」・多田ヒカル「初恋」

作曲賞:丸谷マナブ 「世界はあなたに笑いかけている」Little Glee Monster

作詩賞:松井五郎 「恋町カウンター」竹島宏・「さらせ冬の嵐」山内惠介

編曲賞:久保田真悟(Jazzin'park) 「もし君を許せたら」家入レオ
 
企画賞:JUJU「I」・和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生「愛を頑張って」・市川由紀乃&横山剣(クレイジーケンバンド)「雨に濡れて二人」・菅原洋一「歌い続けて60年 ふり返ればビューティフルメモリー -85才の私からあなたへ-」・島津亜矢「SINGER5」・スキマスイッチ「スキマノハナタバ ~Love Song Selection~」・山下達郎(監修・選曲・解説)「Deserie - Doo Wop Nuggets Vol.1」「Your Tender Lips - Doo Wop Nuggets Vol.2」「That's My Desire - Doo Wop Nuggets Vol.3」・北島兄弟(北山たけし&大江裕)「ブラザー」・前川清「前川清大辞典」

輝く!日本レコード大賞公式ページより

乃木坂46、V2達成!メンバー感極まる


安住アナから大賞を告げられた乃木坂46は、全員驚いた様子で各々に抱き合い涙しながら喜びを分かち合いました。盾を受け取った白石麻衣さんは少し震えながら「まさか獲れるとはみんなも思っていなかったので、みなさまへの感謝でいっぱいです」と応じ、「昨年いただいて、それが私たちの誇りとなり、ほんとうに素晴らしい1年を過ごさせていただいたので、今年もいただけてさらに飛躍できるように頑張って行きたいと思います」と感謝のメッセージを伝えるキャプテン・桜井玲香さん。さらに、卒業を控えた西野七瀬さんからは「もう、今年いちばん嬉しいです」と言葉が抑え気味ながらも感激が止まらない様子が印象的でした。そして受賞曲「シンクロニシティ」を渾身の力を込めて熱唱。感激の涙は抑えきれないまま感動のステージはフィナーレを迎えました。

DA PUMPメンバーの涙に日本中が感動

また、大賞候補の優秀作品賞に「U.S.A.」がノミネートされたDA PUMP。1979年に西城秀樹さんの「YOUNG MAN」や、82年の岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ」など、大ヒットした外国人作曲の作品がノミネートから除外された過去があったため、今回「U.S.A.」が選出されるか注目を集めていたレコ大。

受賞したメンバーは、感無量の表情。コメントを求められたKENZOさんは溢れんばかりの涙をぬぐいながら受賞の喜びを語りました。大舞台での男泣きはこれまでの苦難の現れがにじみ出ていました。安住アナも思わず涙腺が緩むほど。そして、圧巻のパフォーマンスは終盤メンバー全員で「Y!M!C!A!」を披露。今年5月に天国へ旅立った偉大な先輩・西城さんに捧げました。ネット上では「この上ない感動」「最後にYMCAかっこいい!」「最高のパフォーマンス」など感動の声が殺到しました。


大賞を最有力視されていたDA PUMPは、惜しくも受賞を逃しましたが、今年最も活躍したアーティストと言っても過言ではありません。2019年、さらなる活躍に期待したいですね。(文:武 眞都子)

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