第60回日本レコード大賞の発表会が30日、東京・初台の新国立劇場で開催されました。栄えある大賞は、人気アイドルグループ乃木坂46の「シンクロニシティ」が受賞。昨年に続き2年連続の偉業を成し遂げ、女性グループとしては2011年、12年のAKB48以来、2組目の快挙となりました。
改めて2018年、第60回 日本レコード大賞は 「シンクロニシティ」#乃木坂46 でした!本当におめでとうございます!https://t.co/5OankISW8S #レコ大 #tbs pic.twitter.com/BDm9WiJiBZ
— 第60回 輝く!日本レコード大賞 (@TBS_awards) 2018年12月30日
2018年を飛躍したアーティストが続々選出
日本レコード大賞の中継はTBS系が生放送。女優の土屋太鳳さんと同局の安住紳一郎アナウンサーが総合司会を務めました。また、今年1月に引退を表明した小室哲哉さんらが選出された特別賞などは、同日までに贈られました。
大賞:乃木坂46「シンクロニシティ」
最優秀新人賞:辰巳ゆうと「下町純情」
優秀作品賞:欅坂46「アンビバレント」・三山ひろし「いごっそ魂」・TWICE「Wake Me Up」・SEKAI NO OWARI「サザンカ」・氷川きよし「勝負の花道」・乃木坂46「シンクロニシティ」・AKB48「Teacher Teacher」・三浦大知「Be Myself」・西野カナ「Bedtime Story」・DA PUMP「U.S.A.」
最優秀歌唱賞:MISIA
新人賞:STU48・辰巳ゆうと・Chuning Candy・BiSH
特別賞:小室哲哉・サザンオールスターズ・DA PUMP・米津玄師
最優秀アルバム賞:米津玄師「BOOTLEG」
優秀アルバム賞:THE BEATNIKS「EXITENTIALIST A XIE XIE」・和楽器バンド「オトノエ」・大竹しのぶ「SHINOBU avec PIAF」・多田ヒカル「初恋」
作曲賞:丸谷マナブ 「世界はあなたに笑いかけている」Little Glee Monster
作詩賞:松井五郎 「恋町カウンター」竹島宏・「さらせ冬の嵐」山内惠介
編曲賞:久保田真悟(Jazzin'park) 「もし君を許せたら」家入レオ
企画賞:JUJU「I」・和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生「愛を頑張って」・市川由紀乃&横山剣(クレイジーケンバンド)「雨に濡れて二人」・菅原洋一「歌い続けて60年 ふり返ればビューティフルメモリー -85才の私からあなたへ-」・島津亜矢「SINGER5」・スキマスイッチ「スキマノハナタバ ~Love Song Selection~」・山下達郎(監修・選曲・解説)「Deserie - Doo Wop Nuggets Vol.1」「Your Tender Lips - Doo Wop Nuggets Vol.2」「That's My Desire - Doo Wop Nuggets Vol.3」・北島兄弟(北山たけし&大江裕)「ブラザー」・前川清「前川清大辞典」
乃木坂46、V2達成!メンバー感極まる
乃木坂46大賞受賞!!!!
2連覇達成!!!
本当にすごい!!!
みんなの涙が素敵!!
おめでとう!!!!#レコード大賞 pic.twitter.com/BYz7Tci4r5
— と お る ? (@keya46_toru) 2018年12月30日
乃木坂2連覇おめでとう???
受賞後の涙ありのダンスめっちゃ心にくる(´TωT`)なぁちゃんの最後にいい思い出が出来て良かった✨✨おつかれさま?
ほんとにおめでとう???#レコード大賞 pic.twitter.com/DxrzKcJIy9— ⭐ ほ ー く ⭐ (@naska4638) 2018年12月30日
安住アナから大賞を告げられた乃木坂46は、全員驚いた様子で各々に抱き合い涙しながら喜びを分かち合いました。盾を受け取った白石麻衣さんは少し震えながら「まさか獲れるとはみんなも思っていなかったので、みなさまへの感謝でいっぱいです」と応じ、「昨年いただいて、それが私たちの誇りとなり、ほんとうに素晴らしい1年を過ごさせていただいたので、今年もいただけてさらに飛躍できるように頑張って行きたいと思います」と感謝のメッセージを伝えるキャプテン・桜井玲香さん。さらに、卒業を控えた西野七瀬さんからは「もう、今年いちばん嬉しいです」と言葉が抑え気味ながらも感激が止まらない様子が印象的でした。そして受賞曲「シンクロニシティ」を渾身の力を込めて熱唱。感激の涙は抑えきれないまま感動のステージはフィナーレを迎えました。
DA PUMPメンバーの涙に日本中が感動
また、大賞候補の優秀作品賞に「U.S.A.」がノミネートされたDA PUMP。1979年に西城秀樹さんの「YOUNG MAN」や、82年の岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ」など、大ヒットした外国人作曲の作品がノミネートから除外された過去があったため、今回「U.S.A.」が選出されるか注目を集めていたレコ大。
続いては #DAPUMP のみなさんの登場です!
特別賞受賞、おめでとうございます!
本日は「レコ大スペシャルメドレー」を歌っていただきます!
おたのしみに!https://t.co/5OankISW8S #レコ大 #tbs pic.twitter.com/OXBjxdX2Fu— 第60回 輝く!日本レコード大賞 (@TBS_awards) 2018年12月30日
受賞したメンバーは、感無量の表情。コメントを求められたKENZOさんは溢れんばかりの涙をぬぐいながら受賞の喜びを語りました。大舞台での男泣きはこれまでの苦難の現れがにじみ出ていました。安住アナも思わず涙腺が緩むほど。そして、圧巻のパフォーマンスは終盤メンバー全員で「Y!M!C!A!」を披露。今年5月に天国へ旅立った偉大な先輩・西城さんに捧げました。ネット上では「この上ない感動」「最後にYMCAかっこいい!」「最高のパフォーマンス」など感動の声が殺到しました。
KENZOさん泣かないでー?想いが伝わってきてもらい泣き、、今年は色々本当に辛かった!言葉出ない?笑顔になれる曲、楽しくなれる曲…洋楽では無いからなんて全く関係無い(元は洋楽カバー)今のDAPUMPの曲、ダンス、etc. で救われた人達の1人です、皆さん本当にありがとう! #DAPUMP #レコード大賞 pic.twitter.com/vk1XuguwkJ
— ココ? (@marine_yuma) 2018年12月30日
西城秀樹さんへの尊敬の気持ちを捧げる
『Y・M・C・A』ファンを楽しませ
アーティストの方々への尊敬を表し
自分達もパフォーマンスを楽しむ日本レコード大賞のステージにDA PUMPが帰ってきてくれた事が
2018年のU.S.A.が連れてきてくれた奇跡
奇跡を起こし実現できたのはDA PUMPだから?#DAPUMP pic.twitter.com/LzMkdkZtf2— ?? nico ?? (@owolove13) 2018年12月30日
大賞を最有力視されていたDA PUMPは、惜しくも受賞を逃しましたが、今年最も活躍したアーティストと言っても過言ではありません。2019年、さらなる活躍に期待したいですね。(文:武 眞都子)