「君の夢は僕の夢」二階堂ふみを慰める窪田正孝の演技が"ため息が出るほど美しい"と話題! #エール

投稿日:2020/06/05 11:49 更新日:

窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説「エール」(NHK総合)第10週「響きあう夢」の第50話が6月5日に放送され、二階堂ふみさんを慰める窪田正孝さんの演技が話題を集めました。

■藤丸に説教される裕一

妊娠した古山音(二階堂ふみ)に夫の裕一は体を大事にすることが一番だと稽古を休むことを勧めますが、「椿姫」のヒロイン・ヴィオレッタ役を諦めたくない音は、その言葉を聞いて機嫌を損ねます。

そうした中、裕一は友人の村野鉄男(中村蒼)が営むおでん屋で自分の言葉が音を傷つけたのではないかと悩みを打ち明けます。

すると、「船頭可愛いや」を歌ってくれた藤丸(井上希美)は「裕一さん、子どものことしか眼中にないんじゃないの?赤ちゃんの母親である前に奥さんだって1人の人間ですよ」と一喝しました。

その上で藤丸は「歌手を志したこれまでのこと、これからのこと、きっと一杯悩んでる。だから、あなたも父親になることに浮かれてばっかいないで、もっと奥さんの心の内を想像して、寄り添ってあげなさいよ」と音のそばにいて寄り添ってあげることが必要だと裕一に訴えます。

■「君の夢は僕の夢」二階堂ふみを慰める窪田正孝の演技が"ため息が出るほど美しい"

帰宅後、裕一は音が家からいなくなっていることに気づき、音楽学校の練習室で歌う彼女を発見します。

すると、裕一は「今から、僕は作曲家として、声楽家の君に伝えたいこと言う」と切り出し、「君は舞台に出るべきじゃない。息が続かないのは致命的だ。美しいメロディーも表現できないし、聞く人を不安にさせる。そんな歌しか歌えないんじゃ、お客さんにも失礼だ」と舞台を降板するべきだと音に告げました。

核心を突かれて感情的になった音は裕一の頬を打つと「わかっとる、わかっとる、わかっとる…。声もでんし、息も続かないし、子どもができたのは嬉しい。でも、でも、何で…今って…。時々、思ってしまう自分が嫌で環先生に『子どもが死んでも舞台に立つのがプロ』だって言われて、凄く怖くなった」と胸中を吐露。

「この子を失うなんて絶対に嫌だって…。この子に会いたい、歌も諦めたくない、覚悟もできんくせにどうしていいかわからん」と子供を産みたいという音の言葉を聞いた裕一は「音、聞いて。その夢…その夢、僕に預けてくんねぇか?」と優しい言葉をかけます。

そして、裕一は「君がもう一度、もう一度夢に向き合える日が、ちゃんと来るまで、僕がその夢預かって、大事に育てるから。君の夢は…君の夢は、僕の夢でもある。そのかわり、君にもいつか、僕の夢を叶えてほしい」と伝えました。

自分の作った曲を歌って欲しいという裕一の言葉に心を打たれた音は「椿姫」を降板して、退学届を提出しました。

■2人の演技が「素晴らしすぎ」と話題

今回の放送について、ネット上では「さすが二階堂ふみ泣きの演技が素晴らしい」「二階堂ふみさん、窪田正孝さんの演技が素晴らしすぎて、化粧したばっかなのに涙が止まらなかったです」「それにつけても音楽室での裕一さんが美しく溜め息、そして赤ちゃんとはじめましての感動と喜びの表情最高です」などのコメントが上がっています。

音楽室での窪田さんと二階堂さんのシーンは、夫婦愛を感じさせる感動的なものとなったのではないでしょうか。また、二階堂さんの泣きの演技は、目を見張るものがあり、それを慰める窪田さんが軽く髪の毛を撫でる仕草なども繊細で、細部まで計算された演技も素敵でしたね。

(文:かんだがわのぞみ)

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