7月11日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)では、女優の二階堂ふみさんが登場。林修さんと対談する中で二階堂さんが女優人生の転機となった作品を明かし話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■二階堂ふみ、女優人生の転機になった作品とは?
『日曜日の #初耳学 』👂
今夜の「インタビュアー林修」には女優 #二階堂ふみ さんが登場🌟作品ごとに見せる表情をガラッと変えるカメレオン女優の素顔に迫る🎤
さらに彼女の経歴を彩る作品の数々や、堂々たる司会ぶりが話題になった昨年の紅白歌合戦の裏話も㊙️放送は夜10時15分〜お見逃しなく👀 pic.twitter.com/voUCnc320C
— 日曜日の初耳学【公式】👂 (@hatsumimigaku) July 11, 2021
番組では、これまでの女優人生のターニングポイントになった作品について、2018年に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」を挙げた二階堂さん。
二階堂さんは「何かこういうお仕事をしててこの(『西郷どん』の撮影)現場で感じたのは実際にやっぱり生きていた女性の人生を現場でお芝居を通して生きさせていただくと…。なんかこんなにたくさんの涙を出した女性がいたんだなとか、こんな辛い思いをしてた人たちがいたんだなとかそういうのを自分の中で実感できる」とコメント。
続けて、二階堂さんは「学べることがまたあって、同じ女性として何かきっとこの海を見てたんだろうなとか、きっとこの海の向こうに渡った自分の愛しい人をずっと待ってんだろうなとか。『西郷どん』の現場、特別な現場でしたねやっぱり」と役を通して学ぶことが多かったことを明かしました。
■二階堂ふみ「気持ちが入ってなくても涙を流せるのは危険」過去の葛藤を明かす!
また、林さんが「役に対する感覚ってのはそれまでとだいぶ違った感覚で?」と問いかけると、二階堂さんは「そうですね。っていうよりかは何かこうまた新しく学び直していった感じというか」とコメント。
さらに、二階堂さんは「やっぱりどうしても経験が…。そうなりたくはないんですけど、現場に行かせていただく回数が増えると例えばじゃあここにカメラがあるってことはここを向いたほうがいいんだろうなとか、何かそういうことが計算したくないけどできるようになってしまってた時期はあって」と記憶を辿ります。
そして「だからといってそれが上手とか上手いっていうことはなく、何かちょっと『大丈夫なのかな?私これで』みたいな。気持ちが入ってなくても涙を流せるとかっていうのはすごく危険だなっていうふうに感じてたので」と当時葛藤を抱いていたそうです。
続けて「何かもっと素直にお芝居をしたいし、そのキャラクターを生きることを大事にしなきゃいけないっていうのをこの現場で改めて学びました」と語りました。
■林修と二階堂ふみの対談に反響
今回の放送について、ネット上では「二階堂ふみちゃんはすごく好きだなぁ。西郷どんはずっと見てたなぁ!」「西郷どんの二階堂ふみ は、すごい演技力で大河ドラマを見ていてものすごく引き込まれた。ご本人にとってもターニングポイントになった作品だったのですね、やはり」「西郷どんの2番目の妻役が演技のターニングポイントなんや、カメラ位置を計算した芝居や感情なく泣いてしまう自分を転換する時期だったのかぁ」などのコメントが上がっています。
高い演技力で定評のある二階堂さん。その裏では、現場慣れしていく中で葛藤を抱いていたということに驚いた人もいたのではないでしょうか。
【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/corner/f0078540
(文:かんだがわのぞみ)