『なつぞら』吉沢亮の最期が"あの"名作映画と酷似?草刈正雄のセリフに「救われる」と絶賛の声

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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第135話が9月4日に放送されました。第135話では、山田天陽(吉沢亮)の死を悼む柴田泰樹(草刈正雄)の言葉が話題を集めました。

『なつぞら』天陽の最期が"あの"名作映画と酷似?

死期を悟ったように病院を抜け出し帰宅した山田天陽(吉沢亮)は、アトリエに籠もって徹夜で馬の絵を描きます。そして、妻の靖枝(大原櫻子)に「畑を見に行く」と言って、ジャガイモ畑を訪れた天陽。早朝のもやのかかる畑で、大地の恵みを感じるかのように土に手を入れ「あったかいなあ…」と漏らすと、バタッと倒れて眠るように最期を迎えることになります。

病院のベッドではなく、最期は土の上で眠るように死んで行く姿は、彼の生き様を体現するかのように物悲しくも美しいものでした。特に、印象的だったのが、天陽が倒れる瞬間に空に向かって麦わら帽子を投げるシーン。「未来は託した」という彼のメッセージのように象徴的な映像として帽子が印象的な役割を果たしました。

ネット上では、この場面を見た人から「天陽くんの最期が土の上でん…って理想だなーと思うと同時に(号泣)なんだろう既視感……??はっっ!!!!こ、これはゴッドファーザー、ドン.コルレオーネの最期と酷似」という声が上がりました。

フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー (1972)」の登場人物、ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が庭のトマト畑で孫と遊んでいる時に最期を迎える名シーンは有名。

畑で倒れ、大地に帰っていくように死ぬヴィトーの姿と、天陽の最期を重ね合わせることもできますね。

草刈正雄『天陽はここにおる…』に胸迫る感動

一家の大黒柱・天陽が亡くなったことで山田家では、離農することや、当面の生活費を賄うため彼の絵を売ることを検討します。

しかし、彼の妻・靖枝(大原櫻子)は、「嫌です!私は絶対にここから動きませんから。あの人はここに帰ってきたんですよ!帰ってきたんです。 家族と一緒にいるために…。陽ちゃんは自分の畑で亡くなったんです。私には陽ちゃんがあの日、自分の命をこの土地に…土に…命をまくために帰ってきたとしか思えません」と、あの晩に帰ってきた天陽の想いを汲み取り、この土地から動きたくないと訴え掛けます。

天陽の遺言を代弁するかのような靖枝の熱弁もあって、心を動かされた山田家は、この地で生き続けることを決意。そして、靖枝が天陽の好きだった土・畑の温もりを抱きしめるかのように土の上に体を横たえ、大地の鼓動に耳を傾けていると、そこに、柴田泰樹(草刈正雄)が現れます。

泰樹「天陽に会いに来た。天陽はここにおる…。そのことをあんたが忘れなければ、天陽はいつまでも生きていられるべ」

靖枝「はい…」

泰樹「わしの中にも 天陽はおる…」

と会話を交わす2人。天陽の死を悼む泰樹の言葉は胸に迫るような感動を呼ぶことになります。

草刈正雄のセリフに「救われる」と絶賛の声

草刈さんのセリフに、ネット上では「じいちゃんありがとうございます靖枝さんを救ってあげてくれて」「そしてじいちゃんの『天陽はここにおる』の一言が全てを語ってる。やっぱりじいちゃんの言葉は深い」。「天陽はここにおるじいちゃんの言葉は救われるなぁ」などの声が上がりました。

死の直前に天陽と靖枝が夫婦としての絆を再確認する様子、そして、夫が眠る大地に耳を傾ける靖枝に「天陽はここにおる」と伝え、彼女を勇気付ける泰樹。この一連のシーンは映像の美しさもあって、感動的な名シーンになったのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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