12月21日に放送された「ミュージックステーションスーパーライブ2018」でトップバッターを務めたジャニーズWESTにまさかの音響ハプニングが発生し、演者とファンの対応が話題になりましたが、実は他のジャニーズタレントのコンサートでも音響トラブルは起きており、その時のファンの咄嗟の行動も"神対応"だったようです。
ミュージックステーションSPでマイクオフハプニング!でも"神対応"と話題
ジャニーズWESTは、番組のオープニングを飾るメドレーに、事務所の先輩の嵐 後輩のKing&Princeと共に登場し、「プリンシパルの君へ」を披露しました。しかし、間奏終わりの小瀧望さんの大きなソロパートで、マイクの電源が入っておらず、小瀧さんの声が聴こえない音響トラブルが発生。1瞬困り顔になった小瀧さんでしたが、そのまま曲は続き、一通りのパフォーマンスを終了。そしてそのあとの対応が素晴らしいものだったと話題になりました。
「本当ならめちゃくちゃ怒るとこなのに」「WESTなら全然あり!」
ソロパートの声が聴こえず、無音状態の中、桐山照史さんが大笑い。つられて他のメンバーも笑い始め、一気に和やかムードに。その後、歌唱後に並木万里菜アナがトラブルを謝罪すると、横にいたWESTメンバーも一緒に謝り、「マイクオフでも歌ってたんです!」と必死にフォローするメンバーもいる等、WESTらしく笑いをとって終わりました。この神対応にファンは、「本当なら、ファンもメンバーもめちゃくちゃ怒るとこだよね。なのにジャニストがみんな明るいから笑って終われた!」「スタッフ側の(自分達は悪くない)トラブルを自ら謝って笑いに変えるジャニーズWEST最高!」「自分ら悪くないのに謝ってて好感度上がった!」と、称賛の声が沢山上がっていました。メンバーの機転により、メンバーもファンも笑って終われたのではないでしょうか。
嵐のコンサートでも!その時ファンは?
今回のMステのトラブルでは、会場にいたファンが小瀧さんの代わりに歌い出し、場を繋いでいました。これには、ファンではない人から「会場のファンがとっさに歌い出すの凄い!」との声が多くあがり、ファンがメンバーを支える様子が話題に。こうしたトラブルは生放送だけでなく、コンサートでもある事で、2015年嵐コンサートの大阪公演では、マイクではなく音楽自体が止まるトラブルが発生したとか。数秒間全く音がない状態になり、その後復帰しました。その数秒の間も、ファンがとっさに大合唱。ファンも慌てることなく即座に歌い始め、嵐を助けてあげられるのは凄いですね。ちなみに、この時止まった曲は6年以上前のアルバムの曲で、一般には知られてないマニアックな曲(それも2番だった)のですが、そんな事は全く問題ないかのようにファンはきちんと2番の歌詞で、みんなで大合唱。これにはその場にいたファンも自身の"ファン魂"に感心してしまったのだとか。
電源が入ってなかったのに気がつかなかった?
また、一部では「間奏終わりまで口パク歌唱だったため、生歌のソロパートになるまでトラブルに気がつかなかったのでは?」という揶揄ともとれる声もありました。しかし、ステージを素晴らしいものとして提供したいという姿勢はファン以外の視聴者にもきっと届いたのではないでしょうか。思わぬハプニングでしたが、ジャニーズWESTらしいところが見えたのではないかという好意的な声が多く、ジャニーズWESTの凄さが知れた放送となっていました。(文:ジャニーズライター 裕凜)