4月15日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にタレントの水沢アリーさんが登場。兼ねてから噂されてきた整形疑惑をあっさりと認め、最後には感動的な展開が待ち受けました。
あっさりと整形を認める水沢アリー
かつては“第2のローラ”と言われバラエティー番組にも引っ張りだこだった水沢アリーさんが「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に登場しました。水沢さんというとデビュー当時から整形疑惑がささやかれていましたが、拍子抜けするぐらいあっさりと「整形やってます」とカミングアウト。水沢さんによると、大学2年時に軽い気持ちで目を整形しようと思ったそうで、整形後すぐに「今夜くらべてみました」オーディションに合格し、テレビにも出演するようになります。整形直後にオファーが殺到したため、目の違和感もゴリゴリの状態だったそう。番組スタッフにも整形がバレてしまい、スタッフから指摘されると「本番までに間に合わせます」と強気の発言をするも、本番までに間に合わなかったとのこと。
暴飲・爆買い・プチ整形の悪循環に陥る
整形に続き、タメ口&噛み付きキャラも作っていたと告白した水沢さん。バラエティに出演するようになった水沢さんは、先輩にタメ口で噛み付いたらウケるという法則を発見して、噛み付きキャラを演じるようになります。仕事で噛み付きを求められるようになった水沢さんですが、キャラを保ち続けるため、プライベートでも噛み付きキャラを演じるようになり、精神を病むようになったそう。
そのため、暴飲・爆買い・プチ整形の悪循環に陥ったそうで、この三つを「BBP」と名付けます。ちなみに、水沢さんは噛み付いても見事な切り返しで笑いを取ってくれる感度のいい芸人を選んで噛み付くようにしていたそうで、逆にフリートークが苦手で噛み付きにくい芸人として、「かもめんたる」の名前を告白しました。
「おバカキャラで成功している人は他にもアピールポイントを持っている」
さらに、バラエティで受ける"おバカ"キャラについても説明。MCから何を聞かれても「わからな~い」と答えればウケると気が付いた水沢さんは、おバカキャラを確立します。しかし、次第にディレクターの要望がエスカレートするようになり、おバカキャラにも限界が。水沢さんによると、「おバカキャラで成功している人は、おバカだけど他にもアピールポイントを持っている」とのこと。しかし、自分にはおバカキャラしかなく、「ただのバカはすぐに飽きられる」と自己分析、仕事も激減するようになり、2年間芸能界を休業する事を決断します。
“外見よりも心の整形”水沢アリーの言葉に乃木坂46・大園桃子も涙
休業を経た水沢さんは、「外側を変えるだけじゃ幸せになれない」と悟り、「本当の幸せを掴むには“心を整形する”」事に気付きます。そうした心境になった水沢さんは、「愛をもってすべてのものにいいところを見つけ出す、いいところを見つける努力をするのが幸せへの近道」と結び、番組は感動的な形で締めくくりました。
水沢さんの言葉を聞いて、番組に出演していた乃木坂46・大園桃子さんも大粒の涙をこぼします。また、ネットでは放送を見た人から「不覚にも感動してしまった…」「いや、ラスト感動しちゃったよ…。そして、この展開は予想出来なかった…」「つら、先にすべきは心の整形よな…なんかめちゃくちゃ説得力あるわ」「確かに今の自分が愛せないなら整形しても意味ないよな」などの声があがっていました。
「しくじり先生」は復活してからややクセのありすぎる授業で荒れた印象がありましたが、今回は水沢さんが本当の幸せについて語り、人生の核心をついたコメントが感動的なフィナーレをむかえました。こうした、素直に感動的できる「しくじり先生」も良いですね。番組は、ネット配信もあるので見ていない人はぜひ見てみて下さいね。
https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p3
(文:かんだがわのぞみ)