2月22日放送の「SONGS」(NHK総合)に、エレファントカシマシの宮本浩次さんが出演。昨年からソロ活動を開始した宮本さんがターニングポイントとなった事件について語り話題となりました。
■宮本浩次が「ドラクエ」の魅力を熱弁
【#宮本浩次 が好きなものは?】
①#猫 ②#カラス ③#鳩
答えは今夜23:00~ NHK総合https://t.co/2KyEefCMvD #NHK #SONGS— NHK SONGS (@nhk_songs) February 22, 2020
宮本浩次さんは自身のルーツを振り返るため、幼い頃から通っていたという上野公園を訪問。スタッフから「歴史が好きな理由」について質問されると、宮本さんは「自分は例えばゲームもRPGが好き、音楽とかもそうだけどメルヘンとかそういう、自分の生活を肯定するものなんですよね。歴史っていうのも今じゃなくて、滅び去ったり、江戸時代も2度と戻ってこないじゃないですか」とコメント。
続けて宮本さんは「『ドラゴンクエスト』とか昔流行ったんですよ、それは好きでしたね。みんなで冒険に出るんですよね、いろんなキャラクター、チームプレー、例えばロックバンドもそうだし、仕事全般、チームプレーで役割があって、みんな得意技が違ったりする。それが進んで行く感じ、冒険を成し遂げるみたいな」と、チームプレーで何かを成し遂げる「ドラクエ」に惹かれる理由を力説しました。
■宮本浩次「絶対やりたい」覚悟と思いが詰まった宝物『悲しみの果て』が"沁みる"と話題
宮本さんの音楽活動にとってターニングポイントになったのは、2012年に急性感音難聴を患い左耳が聞こえなくなったこと。当時を振り返り「精神的にもショックだった」という宮本さんですが、その際自分の音楽人生を見つめ直し、ソロ活動への思いが芽生えたそう。
宮本さんは「もう今しかないっていう風に強く思ったのはちょうど25周年のタイミングだった。難聴がきっかけというかね、今幸い元気ですから言えるんですけど、新しいきっかけになった、むしろ背中を押すぐらいの…。もうそろそろソロ活動をやってもいいじゃないかと強く思った事件、個人史の中での1つの大事件」と当時を回顧。
また、今までのレコード会社との契約が打ち切られ新しいレコード会社での再起の曲となった「悲しみの果て」について宮本さんは「やっぱり宝物の一つ、エレファントカシマシのコンサートでは曲が出てきてから1番演奏回数が多いと思うし大事な曲。ウケてもウケなくても絶対やりたい」と、当時の覚悟と思いを熱弁。
そして番組では、宮本さんが難聴の時に訪れていたという鎌倉の海をバックに「悲しみの果て」を弾き語りで披露しました。
宮本さんが出演した番組に、ネット上では「海辺で『悲しみの果て』弾き語りは沁みる」「波の音と、弾き語りの『悲しみの果て』なんて泣ける…」「悲しみの果てがね…弾き語りで波の音と重なってて、心地良くでも切なかったな…」「songs良かった!弾き語りの悲しみの果て最高でした!」などのコメントが上がっています。
宮本さんが鎌倉の海をバックに弾き語りで「悲しみの果て」を歌うところは感動的で視聴者の心にも響くものがあったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)