4月10日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスさんが厳しい人の下で働いた経験が今の自分のプラスになっていると明かし、話題となりました。
(画像:時事)
■有吉弘行がオール巨人の弟子時代を回顧
【自称「気が利かない男」有吉】#有吉 が #オール巨人 師匠の弟子時代の
超失敗エピソードを告白します。中には信じられないような驚きのエピソードも…。
きょう10日(金)よる8時からの#かりそめ天国 で!#tvasahi#テレビ朝日 pic.twitter.com/2gHSskrj8B
— 【公式】マツコ&有吉 かりそめ天国 (@karisome_EX) April 10, 2020
この日の番組には、視聴者から「どこまで気を使えば良いのか難しい」との質問が届きました。これに対して、有吉弘行さんは「本当に気が利かなくてね、巨人師匠の弟子クビになってるからね。巨人師匠には『お前は愛がない』って言われたんだけどね」と18歳の時に8カ月間だけオール巨人さんの弟子になった時のことを回顧。
有吉さんによると、同じ年齢のもう1人の弟子は気が利いたのに対して「人の気持ちがわからない」と自分は気が利かず弟子としては失格だったとのこと。
すると、マツコ・デラックスさんは「でも、そこで気が利きすぎる人は、有吉さんみたいにはなれてないんだと思うんだよ…。だから、師匠格の人たちもわかってんじゃないかな。何でもかんでも綺麗にできる人は芸人としてはまた違うんじゃないの。得手不得手があるからさ」と語り、有吉さんをフォロー。
また、有吉さんは、巨人さんが自宅に招いてくれた時「好きな服を持って帰っていいよ」と優しく言ってくれた時も「ちょっと見ちゃうんだよね」と、服を選り好みをしてしまう過去の自分の可愛げのない行動を反省。
ここでも、マツコさんは「でも、そこで『ありがとうございます』ってやって飛びついてたら、今の有吉さんはない」と可愛げがなかったところも有村さんの芸人としての魅力だと肯定しました。
■マツコが語る『何の権利も無い状況』で過ごす"重要性"とは?意見に納得の声続々!
視聴者からの投稿、そして、有吉さんの巨人さんの弟子時代の話を聞いたマツコさんは「気を使う」ということの難しさを力説。
その流れで、マツコさんは「お弟子さんはないけど、めっちゃ厳しい人の下で働いたことはあるから、大事よね、ああいう経験って…。あれなかったら、私、なんかダメな人間になってた気がする。何の権利もないっていう状況がいっぺんあったから、今こうやってなっても、勘違いしないでいられるっていうか」と、厳しい環境で鍛えられたことが今の自分のプラスになっているとコメント。
マツコさんの言葉にはネット上で「マツコさん、本当そう。頷きしかない」「『何の権利もない状況』を一度経験することは大切、ってマツコさんが言ってた。大納得」「なるほど…。こんなにテレビで見ない日はないくらい人気者になったマツコさんだけど」などのコメントが上がっています。
厳しい環境で働いた経験が「勘違いしないでいられる」と語ったマツコさん。今も天狗になっていないマツコさんの口から出た言葉だからこそ、説得力があると感じた人は多いのではないでしょうか。
【番組情報】
マツコ&有吉 かりそめ天国
マツコ有吉が思い出のアイスを語る!アイス愛爆発!
https://tver.jp/episode/70573953
(文:かんだがわのぞみ)