12月9日放送の「69号室の住人」(TOKYO MX)に歌手のLiSAさんが出演。元々はロックバンドを組んでいたLiSAさんはアニメソングを歌うようになったきっかけについて語り、ファンからはLiSAさんのことを「もっと好きになった」という声が続々と上がりました。
LiSAが語る初めてのアニメの仕事
次回ゲストは、紅白初出場も決定し、今ノリにノっているLiSA✨
LiSAの音楽やアニメとの出会い、そこから今までの心境や向き合い方の変化までガッツリお話してくれました!お楽しみに!!💫🐻69号室の住人🐻毎週月曜25:40から放送!👏#69号室の住人 #LiSA #tokyomx pic.twitter.com/NUvxqUYuiW
— 69号室の住人 (@Room_No69_) December 4, 2019
今でこそ"アニソン界のロックヒロイン"とも称されるLiSAさんですが、元々はメロディック・ハードコアやパンクなどの音楽が好きでアニメを見ることもそれ程多くなかったとのこと。
そんなLiSAさんに初めてのアニメの仕事について尋ねると、「Angel Beats!」(2010年)で登場するバンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカル・ユイ役の歌い手(声優は喜多村英梨)に抜擢されたのがきっかけだったとコメント。
作品の劇中歌を歌うことになったことについて、LiSAさんは「バンドなら私が今までやってきたものを使えるもかもしれないと思ってやらせてもらったのがアニメの始まり」と当時を回顧。
続いて、LiSAさんはそれまで興味がなかったアニソン界に飛び込んだことについて「アニメに触れて来なくて良かった。自分が凄く好きだったら怖くて飛び込めなかった」と率直な思いを語ります。
LiSAが語る"責任と感謝"…。『アニメの人たちが受け入れてくれた』
LiSAさんはアニメ業界で行われる「討ち入り(スタッフ・声優がこれから皆で作品を頑張って行こうと集まる会)」にも参加したそう。
この時、彼らが作品への熱い気持ちを語る姿を見たLiSAさんの心の中にも「みんなの気持ちを伝えられるのは私しかいない。作品をもっともっと愛して欲しいっていう製作側の気持ちになっていた」と責任感が生まれたとのこと。
一方で、作品のスタッフも「俺たちの好きな作品だから好きに決まってると言ってくれたり、全員で歌ってくれたり応援してくれたりした」とアニメ初参加のLiSAさんを無条件で受け入れてくれて、お互いに信頼関係が生まれたそうです。
また、LiSAさんは現在の成功について、それまでは好きなものを貫いて活動してきたが結果が出たものがなかったとした上で「アニメの人たちが受け入れてくれた。その人たちに喜んでもらえるものを自分が持っているもので出来るかもしれないって思った」と、自分を受け入れてくれたアニメファンに感謝の言葉を口にしました。
LiSAの発言にファンも「ありがとう」の声
ネットでは、放送を見た人から「LiSAが出演した69号室の住人見てる。LiSAに惹かれて、LiSAの唄声に出会えて良かったなぁと」「69号室の住人面白かった~~校長のいいインタビューありがとうございます!」「番組見る前より、LiSA をもっと好きになった。いつも色んなことを感じさせてくれて、ありがとう」などのコメントが上がっています。
これまでの自分のキャリアについてLiSAさんが率直に語ったところは興味深く感じた人も多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)