スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FMほか)。5月3日の放送では、草野さんがOfficial髭男dismの「I Love…」の魅力を解説し話題になりました。
■草野、Official髭男dismを大絶賛「RADWIMPSの野田くんが出てきた時以来のジェラシー」
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【最近沁みる邦楽ロック🎸】
「この曲は沁みる❗️」
その気持ち一本でマサムネさんが選曲したロックナンバーで漫遊🤗
あなたの心を包み込んでくれる曲が見つかるかも✨#StayHome #StayTuned #tokyofm #radiko https://t.co/EKX9bEuEQg— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) May 3, 2020
今回は、「【最近沁みる邦楽ロック】で漫遊記」と題し、草野さんが最近聴いた曲の中で、心に沁みたというナンバーが紹介されていきました。
普段、家でも車でもラジオを聴いていることが多いという草野さん。
今回、紹介した曲も、ラジオで流れたのを聴いて、心に沁みた曲が多いのだそう。
その中の1曲、Official髭男dismの「I Love…」の解説では、「ちょうどねぇ、夕焼けが綺麗な時間帯にカーラジオから流れてきて、めちゃめちゃ合ってて、何度かその後、夕暮れ時に合わせて聴いたりしています」と語り出します。
続けて、「で、髭男色んな曲、全部素晴らしいんですけど、この『I Love…』はほんとにねぇ、曲もアレンジもいいんですけど歌詞がすごいなぁと思って」と絶賛。
さらに、「個人的にはRADの野田くんが出てきた時以来のジェラシーを抱いてしまうくらい、すごいなと思うんですけど」とコメント。
RADWIMPSの野田洋次郎さんに続き、Official髭男dismの才能に衝撃を受けた様子をみせまし た。
■草野、Official髭男dismの魅力を語る「すごく巧みで」
その後、草野さんはOfficial髭男dismの魅力について、歌詞を作るうえでの"小物使いが上手い"といいます。
"小物使い上手い"というのは草野さん独特の表現ですが、「例えば最近のJ-POPなんかだと、『君への想いを届けたい』だとか『明日を信じて夢を抱いて』みたいな、ぼんやりとした関連的な詩の作品がどうしても多くなってきていると思うんですけども、コレ『夢を追いかけて』とか『夢を抱いて』とかいうんだったら、具体的にどんな夢なのっていうのを示すと曲としてもすごく印象的になったりするんですよ」と説明。
続けて、「この髭男の聡くんはその辺すごく巧みで……」と、Official髭男dismの作詞作曲を主に担当する、ボーカル兼ピアノの藤原聡さんを褒め称えます。
そして「I Love…」の歌詞の中から、「水槽の中に飛び込んで溶けた絵具みたいイレギュラー」や「カーテンで作られた暗闇」を抜粋し、「めちゃめちゃイメージが広がる、けどあざとくない、というね」と力説。
また、「普段、同業者の目線で、意地悪な目線で、ツッコミ所を探して聴くこともあるんですけど、髭男はツッコミ所がないんだよ、この歌詞ね」と、非の打ち所がないよう。
「なので、素敵な歌詞に身を委ねていられる、というね、そういうバンドだと思いますね。もう絶賛ですね」とべた褒めしました。
■草野によるOfficial髭男dism話が話題に
今回の放送の「漫遊前の一曲」は、スピッツの「みなと」。
番組終盤、草野さんは「髭男・聡くんが去年、(音楽イベントの)『ロックロック こんにちは!』に出てもらった打ち上げで、『「みなと」好きです』と言ってくれて、めっちゃ嬉しかったので、今日は1曲目にしたという経緯もありました」と、選曲理由を告白。
Official髭男dismの話が多めの放送となりました。
ネット上では、「マサムネさんが髭男を絶賛してる。今日のロク漫は凄い」「歌詞が天才すぎる草野マサムネに歌詞がいいって言われる髭男とRADすげぇ…ホントに…」「髭男で始まり髭男で終わる」などと反応。
Official髭男dismファンも、スピッツファンも、楽しめた内容だったのではないでしょうか。
【番組情報】
ロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200503210000
(文:ジョブリナ)