ジャニーズWEST・小瀧望さんが主演を務めるドラマ「決してマネしないでください。」(NHK総合)が10月26日から放送開始。ドラマ初回では、理系男子を演じる小瀧さんの演技力が話題を集めました。
「決してマネしないでください。」第1話のあらすじ
掛田理(小瀧望)は根っからの科学好きで、好きなことだけに没頭する工科医大理工学部の学生。一方で、掛田はどんなことにも科学的な理解を求める性格もあって、理論立てできない現象である恋愛には無頓着。
そんな掛田はある日、ゴミ箱が燃えるボヤを学生食堂で働く飯島さん(馬場ふみか)が消火器で勇ましく消す姿を見て以来、彼女に胸のトキメキを覚えますが…。
ジャニーズWEST・小瀧望が理系男子を好演
主人公・掛田理と飯島さんの恋路を様々な科学実験や偉人のエピソード、理系大学のあるあるネタも交えて描くこの作品で主演を演じるのはジャニーズWEST・小瀧望さん。
恋愛について工科医大理工学部の高科(石黒賢)教授からも、「まだ正解のない問題に答えを出すのが科学者ってもんじゃない」とアドバイスされるも、「いち学生に過ぎない僕にそんな未曾有の発見を期待されても困ります」と返すなど頭でっかちな掛田。
そんな内省的な面のある掛田という役を小瀧さんは好演。特に、合コンに誘われるも場にうまく馴染めず「ここは地獄だ」とトイレに逃げ込むシーンでは、アイドルとしてのオーラを消して初めての合コンに戸惑う理系男子になりきる小瀧さんの表情が絶妙。
さらに、掛田が意を決して飯島さんに想いを伝える覚悟を決めた瞬間に「世界に羽ばたけ俺の黒歴史!」と絶叫する場面で、全てを振り切った表情も絶品でした。
この作品は科学の歴史における偉人の業績をわかりやすく解説する側面があります。そのため、劇中で小瀧さんは近代科学の父・アントワーヌ・ラヴォアジエなどの偉人に扮するなど多彩な表情を見せています。
そして、原作にも登場したニットキャップにポリアクリル酸ナトリウムのジェルを塗って熱を遮断してその上に炎をつけるという実験を小瀧さん本人も実演。
映画のスタントマンが炎をつけてもヤケドしない理由を実験を通して説明する場面なのですが、映像で炎が燃えるシーンを見せることで説得力が増し、科学への理解も深まるシーンになっています。
ジャニーズWEST・小瀧望の好演に反響
放送を見た人からは、「これでのんちゃんのいろんなコスプレ見れるやんオタク冥利に尽きるっっっっ!!」「いろんな小瀧さんが見れるの最高です」「世界に羽ばたけ俺の黒歴史wwww何このドラマおもろ過ぎやろ」などのコメントが上がっています。
理系の頭でっかちな学生を演じたと思いきや、劇中に登場する歴史の偉人になるなど小瀧さんの様々な表情が見れるところが好評のようです。
(文:かんだがわのぞみ)