7月15日、音楽デュオ・コブクロのYouTubeチャンネル「コブクロ公式チャンネル」では、小渕健太郎さんがギターコレクションの一部を紹介。それぞれのギターにまつわるエピソードが話題を集めています。
(画像:時事)
■コブクロ小渕のギターコレクションがすごい!亡き母への想いも「その曲以外弾きたくなくなっちゃって」
小渕さんがライブやレコーディングで愛用しているギターの数々を紹介する今回の動画。小渕さんの後ろには12本ギターが並んでいますが、これでもまだコレクションの一部なのだとか。
ライブツアーで愛用しているギターとして、Taylor(テイラー)社の「Martins OM Negative」を紹介する小渕さん。黒地が目を引くこのギターは、普通のギターの色使いを反転させたもので、世界60本限定販売のレアなものだそう。
小渕さんによると「写真に撮ってネガポジ反転すると、普通のギターの色になる」とのこと。
そして、このギターにまつわるエピソードを話し始めます。「何かのきっかけで『蕾』(2007年)を弾くようになって」という小渕さん。「お母さんの写真をこん中に小っちゃく貼ろうと思って」「そしたら『蕾』ともう一曲『遠くで』ってお母さんの歌」「その曲以外弾きたくなくなっちゃって」と打ち明けました。
そして「これ持つ時はもう『蕾』か『遠くで』(1999年)しか弾かないって決めてる、不思議なギターです」と言い『蕾』のサビを奏でて見せます。そして「ツアーでしか使わないですけど、大事な大事なギターですね」と、ギターに込められた想いを語りました。
■小渕、黒田のせいで楽器屋を全部まわるはめに!?「これしかなかった」
seagull(シーガル)の「NE AT AC1.5T」は、小渕さんがまだストリートライブをやっていた頃に使っていたギター。「むちゃくちゃ音がデカくて、黒田の声に負けないギターこれしかなかったんです」という小渕さん。
当時「黒田(俊介さん)の声がデカすぎて、ギターが聞こえないっていう状況があった」のだとか。そこで、小渕さんは楽器屋を全部まわり、全部のギターを試し弾きして、黒田さんの声に負けない音を出せるギターを探します。
そこで出逢ったのが、このseagullのギターなのだそう。実際に音を出しながら「このseagullはよく出来てる」と感心する小渕さん。アコースティックギターの入り口としてもseagullをイチオシしました。
■小渕のギター愛に視聴者「音が素敵」
他にも、戦前に誕生したギターやTaylor社が特別に製作したギターなど、こだわりのコレクションを紹介した小渕さん。
ネット上では「素人の私でも、ギターの音が素敵な事が分かりました」「こぶちゃんがあの黒いギターを持ったってことは 次は『蕾』か『遠くで』を歌ってくれるってファンならもちろんピンときてます」「アコギの紹介も興味深いです。明日からのツアーで、何を使用されてるか確認してみます!」との声が上がっています。
小渕さんのギター愛が伝わった今回の動画。テレビやライブでどのギターが使われているのか注目するのも面白そうですね。
【番組情報】
コブクロ公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=wtxg-A3VEIY
(文:二木もなか)