西島秀俊さんと内野聖陽さん主演のドラマ「きのう何食べた?」の第2話が4月12日に放送されました。2話では筧史朗(西島秀俊)の元カノとの関係にヤキモキする矢吹賢二(内野聖陽)の姿と、彼に真相を語る史朗の印象的な台詞が話題になっています。
2話に新キャラが登場
いよいよ明日の夜!「きのう何食べた?」第2話放送です!シロさんに女の影!?不安になったケンジはどうする…!?
オフショットは第2話の撮影現場より。西島さんと内野さんに小道具の帽子とサングラスを着けられたのは中江和仁監督です。なんだか巨匠感が出てる…!#何食べ#きのう何食べた pic.twitter.com/5U5Bck7dWF— ドラマ24「きのう何食べた?」 (@tx_nanitabe) 2019年4月11日
弁護士の筧史朗(西島秀俊)と美容師の矢吹賢二(内野聖陽)カップルの日常生活を、史郎が作る経済的で美味しい家庭料理の丁寧な描写を交えて描く「きのう何食べた?」。ドラマ第2話では、史朗がある日スーパーに買い物に行くと、1個880円で特売されているスイカを発見。大好物のスイカが激安で売られていてこれはお買い得と思う史郎ですが、男2人の家でスイカ1玉は多すぎるので、史郎は購入を迷う事に。そこに現れたのが、主婦の富永佳代子(田中美佐子)。2人はスイカを半分に分ける事になり、佳代子は買い置きのスイカをご馳走するため史郎を自宅に招きます。
2話登場の富永さんがそっくりと話題
2話では、史郎の良き相談相手になる佳代子ら富永さん一家が登場します。スイカをご馳走する場面で史郎に襲われると思った佳代子がパニックになり、思わず史郎が自分はゲイである事をカミングアウトする場面はコミカルに描かれ、佳代子を演じる田中さんもコメディエンヌとしの魅力を発揮しています。
また、佳代子の夫・富永を演じる矢柴俊博さんは、原作の富永そっくりで、ネットでは「矢柴俊博さん、ご存知ない方にも太鼓判を押されるくらい富永さんにそっくり」などの声があがっていました。個性豊かな新キャラがドラマに彩りを与える事になります。
「心配するな、俺はもうバイじゃないよ」西島秀俊の台詞が話題
ドラマ2話ではいくつか印象的な台詞が登場します。例えば、史郎が賢二を安心させるために言った台詞。ある日、賢二は史郎が20年前に数カ月付き合っただけの元カノ・仁美が開くパン屋に買い物に行っている事を知り、ヤキモチを焼きます。そんな賢二に史郎は「心配するな、俺はもうバイじゃないよ」と伝えます。つまり、女性に対して恋愛感情が全くなく、元カノといえども特別な感情が起こるはずもないことをはっきりと伝えます。
それでも、安心できない賢二はどうしてもどんな相手か知りたい史郎は彼女の店を訪問。賢二は仁美の事を「40代とは思えない水気の多い感じ」という独特な言い回しで表現し、「はっきりいってめちゃくちゃ素敵な女性でした!」「あの時の俺の気持ちなんて、シロさん絶対わかんないよ」と素直な気持ちを史郎にぶつけます。
他にも、普段は節約を第一に考え高い物は買わない史郎が、値段も高級な元カノの店の食パンを買う理由を弁明する際に「パンに関してはパンドラの箱あけちゃったんだよ」というセリフで説明。こちらもユニークな表現です。このシーンでは、「何それダジャレ?」と賢二から手厳しいツッコミを入れられる事になりますが、元カノの登場で不穏なムードになったところから、2人が信頼関係を取り戻すところが、今回のクライマックスになりました。
「今週のパワーワード」SNS上でもドラマの名言に反響
ネットでは、放送を見た人から、「『心配するな、俺はもうバイじゃないよ』って、今週のパワーワードでよろしいですか?」「パンに関しては俺はパンドラの箱を開いちゃったんだよ。ってなかなかの名言じゃない? 」「『40代とは思えない水気の多い感じ』この表現、ものすごくわかるというか、最上級の褒め言葉だ」などの声があがっていました。会話の中でさりげなく特徴的な表現の台詞が入ることでドラマに深みが生まれ、視聴者の心を鷲掴みにしているようです。ドラマは見逃し配信もあるので、見逃した方はぜひ見てみてくださいね。
見逃し放送:ネットもテレ東
(文:かんだがわのぞみ)