毎週日曜放送のラジオ「木村拓哉 FLOW」(TOKYO FM)。5月のゲストには俳優の桐谷健太さんを迎え、26日の放送で2人が投稿者に送ったアドバイスが話題となっています。
「本当の友達はクラス内にいなくてもいい」木村が悩める女子高生にアドバイス
最初のお便りは、「知り合いが全くいない新しいクラスで、どうやったらフレンドリーになれますか、仲間に入れますか」という女子高生からの投稿。まず木村さんはフレンドリーになるのと仲間に入る・入らないは違うと思うと言いつつ、本人には深刻なことだよねと理解を示します。
会う人会う人に「世界取りますから!絶対ビッグになりますから!」と言って回ったという桐谷さんに「それは(投稿者には)おすすめしないかな(笑)」と木村さんがひとツッコみ。「はい俺アドバイス出来ないです、こいつ頭おかしなったと思われる」と桐谷さんがふざける一幕もありつつ、2人は自分の考えを語ります。
「本当の友達は必ずしもクラス内に絶対的に必要とは思わない」
木村さんは「あなたにはあなたの価値観があるから、それを大事にして。自分を無理やり周りに合わせに行く必要はないよ」と回答。また、桐谷さんは「全員のことを知らないのだから、ポジティブに考えて、みんなが友達になるかもという希望を大切に」と答えました。
「本当の友達は必ずしもクラス内に絶対的に必要とは思わない。高校に1人居ればいいし、なんなら(学校の)外でもいいから、焦る必要はない。また何かあったらすぐにメール下さい」というアドバイスが送られました。
ネットでは「2人とも投稿者のことを思いやれてて素敵」「自分と重なって泣きそうになるわ」「高校の時に聞けてたらな」といった声が相次ぎ、リスナーも考えさせられる内容となったようです。
「46(歳)でも何でも出来る」
続いては、「30歳を迎えた時の心境や、その時していたことは何ですか」という29歳の方からの質問。桐谷さんは何歳までにこうなろうと決めたことはないと回答すると、「でも世界は取るんでしょ?(笑)」と木村さんは前の発言をイジります。
先のことを考えて行動することはあまりないという木村さんは、「今できることをやればいいんじゃないかな」と回答。「年齢は(単なる)数字だから。(周りがどう思うかという)客観的な視線が主観的(に考えること)を超えてしまっているのかもね」と桐谷さんが続けました。
木村さんは、「何でも出来るよ。46(歳)でも何でも出来る」と語り、投稿者本人も置かれている状況があるのだろうと前置きはしつつも、「明日のことは明日にならないと分からないし、今をくたくたになるまで(生きて)行った方がいいよ」とアドバイスしました。
「なんか木村くんらしいな」前向きになれると絶賛の声
この言葉にファンからは「46でも何でも出来ると言い切る木村くん。かっこいい!」「なんか木村くんらしいなと勝手に思った」「聞いてて前向きになる」といった声が上がり、木村さんの姿勢を聞いて、自分も元気をもらった人が多いようでした。
最後に、桐谷さんを「銭湯くらい熱い奴でしたね」と締めくくった木村さん。来月のゲストは歌手・森山直太朗さんだそうで、ファンからも「今から楽しみすぎる」という声が相次いでいます。2人の掛け合いが楽しみですね。番組はタイムフリーで聞くことができますので、聞き逃した方はぜひチェックしてみてくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20190526113000
(文:ジャニーズライター ゆず)