樹木希林『世の中の役に立てることは何なのか探しなさい』娘・内田也哉子が語る母の名言が話題!

投稿日:2019/10/13 13:08 更新日:

10月13日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、樹木希林さんと内田裕也さんの娘・内田也哉子さん、YOUさん、是枝裕和監督が出演。也哉子さんが両親との思い出を語り話題を呼びました。


(画像:EPA=時事)

内田也哉子が夫・本木雅弘との出会いを語る

母・樹木希林さんとの思い出について、内田也哉子さんは「リンゴのむき方」を例に、1回だけ見せて、子供が理解できなれけば「そのままでいい」と独特の育て方をされたことを明かします。

この言葉を聞いて、YOUさんは「かっこいいけど、娘だったら過酷だね」と語りかけると、也哉子さんは「(母に)もっと甘えたかった」と本音をこぼします。

また、也哉子さんさんは破天荒な両親を見て羨ましいと思いつつ、両親を反面教師にして生きてきたとコメント。一方で、大人になって子供時代、何故あのような育て方をしたのか聞くようになると距離も縮まり母・希林さんから「也哉子と話しているのが一番楽しい」と語りかけられる程、仲良し親子になったとのこと。

一方で、父・内田裕也さんとの思い出については15歳の時の父の日に、待ち合わせをするもすっぽかされたことを明かす也哉子さん。しかし、翌日、裕也さんが企画・脚本・主演を務めた1992年公開の映画「魚からダイオキシン!!」のスタッフ・キャストの食事会に呼ばれた時に出会ったのがこの映画に出演していた夫・本木雅弘さんでした。

17歳の時に本木さんと初めて一緒にデートをした時にプロポーズされたという也哉子さん。ただし、長い結婚生活には危機もあったそうですが、也哉子さんは「本木さんのしぶとさというか忍耐力でもったのかな」とコメント。

樹木希林『世の中の役に立てることは何なのか探しなさい』娘が明かした名言

ギャラの交渉も全部自分でしていた希林さんについて、也哉子さんは「自分はこれ以上はいらないという感覚もある人だった」と、お金の管理もきちんとする一方で、節度もある人だったと素顔を明かします。

番組では、2008年に希林さんが出演した放送回での「大金を手にして使い道がなくなって宇宙旅行へ行こうなんて発想が貧しいわけで。ある力量とか志がないものが、そういうもの(大金)を手にするのは危険だなっていう気はしているんです。ただ、迷惑かけないくらいは自分のところにあるようにしておく」という言葉をVTRで紹介。

また、也哉子さんは結婚式の時、物凄い額のご祝儀が集まり、希林さんがご祝儀を全額、赤十字に寄付して、勲章をもらったエピソードを紹介。也哉子さんは、そんな母の姿から節度あるお金の使い方について学んだようですね。

最後、也哉子さんは母・希林さんから30代の頃から口が酸っぱくなる程言われてきた「世の中の役に立てることは何なのか探しなさい。人生の一番の喜びは人が喜んでくれた時。人のためと言いながら自分のためだよ」という言葉を紹介して、番組を締めくくります。

樹木希林の言葉に反響

ネットには「ボクらの時代やっぱり、樹木希林さん、いい事仰られますね。『志しの無い者が、権力や巨額の富を持つと滅びる』とか『世の中の役に立つものを探しなさい』とか」「ボクらの時代 お金稼いでしまったのに使い方わからないから宇宙とかに行っちゃいましょうとか、変なお金の使い方をする人たちがいる。2008年 樹木希林さん。すごいなぁと」「30過ぎたら人のためにか、朝から深いな。ありがとう、希林さん」などのコメントが上がっています。

希林さんが11年前に番組で語った言葉は、決してその場しのぎではなく、実生活を通して本当に感じていた言葉だったので興味深く感じた人も多かったのではないでしょうか。

また「世の中の役に立てることは何なのか探しなさい」という言葉にも、深い思想があるから、人の心に響くのかもしれませんね。

(文:かんだがわのぞみ)

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