ケンコバも衝撃、ディープすぎる男性地下アイドルの「コカレロ」付きチェキ会とは? #ノンフェイクション

投稿日:2019/10/22 17:33 更新日:

10月21日放送の「ノンフェイクション」(テレビ東京系)では、男性地下アイドルに密着。生々しい地下アイドルとファンとの交流が話題となりました。

岩淵弘樹監督が男性地下アイドルに密着

ノンフィクションVTRの中に交じった1本の架空のドキュメント「フェイクション」を見破るユニークな番組「ノンフェイクション」が21日に放送されました。

VTRを担当したのは映画「IDOL -あゝ無情-」などの作品で知られる岩淵弘樹監督で、21日の放送では男性地下アイドルに密着。

番組内では、3人の男性が登場。一人は、ヒモをしていた頃にSNSでアイドルにスカウトされてメンズ地下アイドルとなったケンタさん。二人目は、41歳で地下アイドルのオーディションを受けて合格したヒロさん。三人目は女性も男性も恋愛対象だという中性的な雰囲気を持つケンヤさん。

この中の2人は本物の地下アイドルですが、1人は「フェイクション」で偽物の地下アイドルを演じていて、真相は番組の最後に明かされます。

ケンコバも衝撃、ディープすぎる男性地下アイドルの「コカレロ」付きチェキ会

番組ではケンヤさんのファンという女性が登場し、応援する理由について「自分が見られないケンヤさんがいるのが嫌だから、そのために全部頑張ってます。ライブ中もそうですし、その空間に一緒に居られるっていうことが、私今生きてるなって思います。いないと生きていけない」と思いの丈を吐露。

また、ケンタさんが所属するグループのチェキ会では高アルコールの「コカレロ」付きのチェキを販売。推しを応援するため、大量の「コカレロ」を飲むファンの女性たちがトイレで嘔吐し、フラフラになって倒れこむ、地上波の番組とは思えない生々しい姿も映し出されます。

そして、ケンタさんのグループが突然、解散を発表すると、ケンタさんは「方向性の違いなのかな。ヒモに戻るか、アイドルをするのかどっちかぐらい」とコメント。怒涛の展開にスタジオでこの様子を見たケンドーコバヤシさんも思わず「全部、フィクションやった方が救われる」と本音をこぼします。

ちなみに、岩渕監督は「辞める地下アイドルは多くて、やっぱコントロールできなくて」とコメントし、地下アイドルとファンとの距離感の難しさについて説明します。

また、地下アイドルに詳しいライターの山野萌絵さんは、メンズ地下アイドルの成功条件について「可愛いオタクの子とイチャイチャしても、下半身がきちんとコントロールできること」と話しました。

「ノンフェイクション」に反響

放送を見た人からは、「フェイクはすぐ見破れたけど、それよりもディープな世界すぎて凄かった…オタク、身体と心お大事にね…」「岩淵さんのドキュメンタリーは鉄板です!もっとみたい!」「『コカレロ付特典会』パワーワードすぎるし、女性アイドルでやってたらめちゃめちゃ好きになっちゃう」などのコメントが上がっています。

番組では、大量の「コカレロ」を飲んで嘔吐する女性たちの映像が流れるときの遠野なぎこさんのナレーションが時折"娘を心配する母親"のようなトーンになったので、切なく感じた人も多いのではないでしょうか。地上波の30分番組でこれだけディープな世界を見せられるのは稀かもしれませんね。

番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。

https://tver.jp/feature/f0041295
(文:かんだがわのぞみ)

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