勝地涼、蜷川幸雄さんとの握手で悟った『無いんだね』に「泣きながら観た」の声 #アナザースカイII が話題

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7月26日放送の「アナザースカイII」(日本テレビ系)に俳優・勝地涼さんが出演。イギリス・ロンドンを訪れた勝地さんは舞台人としての師匠である故・蜷川幸雄さんとの思い出を語り話題を集めました。

勝地涼、ロンドンのお客さんは「面白くなかったら拍手しない」

俳優・勝地涼さんが"アナザースカイ"として選んだのは、イギリスのロンドン。勝地さんにとって忘れられない思い出の場所、2010年に舞台で立った「バービカン劇場」を再訪することになります。

蜷川幸雄さん演出「ムサシ」のロンドン公演で初めて海外での舞台を経験した勝地さん。この時を振り返り、「自分が面白くなかったら、拍手しない。純粋に面白いものに拍手を送る」と、ロンドンのお客さんの素直な反応に刺激を受けたことを明かします。

蜷川幸雄さんと握手するも「ほとんど握力を感じなかった」

また、シビアなロンドンのお客から喝采を浴びたロンドン公演は「人生観が変わった」と語るほど勝地さんにとって人生のターニングポイントになった場所。とりわけ、演劇人としての師匠である蜷川さんとの思い出は深く、2015年に「アナザースカイ」に出演した際、「蜷川さん演出でシェイクスピアをやります」と誓ったことにふれる勝地さん。

この放送を見た蜷川さんから「勝地、シェイクスピア、やろうな」と伝えられ、握手をしてもらった時に感じたのが「これ、無いんだね」という感情。勝地さんによると、この時、腕を握る蜷川さんからはほとんど握力を感じなかったそうです。この約束から1年後、蜷川さんは亡くなることになります。

蜷川さんから舞台人としてどう生きるかを教わったと話す勝地さん。当然、舞台で演出をつけるときの演技指導は厳しいのですが、若い役者の発想にも耳を傾けてくれる蜷川さんについて「言い方悪いけど、かっこいいおじいちゃんいるんだと思った」と独特の言い回しで表現、故人の人となりを偲びました。

蜷川幸雄さん「何も考えなくてもいい。真っ白でいろ」

子役からキャリアをスタートして、今年で芸歴20年を迎えた勝地さん。

子役時代を振り返り「80点を出すお芝居を学んだ」と語る勝地さんですが、大人になってお芝居を始めた役者には、80点でいいというリミッターがないことに触れ「俺にないもの持ってすげえ!」とコメント。技術や経験では補えないものと葛藤してきたことを明かします。

それでも辞めなかった役者としての職業のやりがいについて、勝地さんは「現場で出会った人達」と語り、蜷川さんから伝えられた「勝地は何も考えなくてもいいんだよ。真っ白でいろ」という言葉を紹介します。

今の自分があるのは、蜷川さんをはじめ作品を通して出会った人達がいたからと力説する勝地さん。今後の目標については、「僕は脇を固める事が多い役者なんですけど、主役でバリバリやってる人の景色も見たい」と抱負を語ります。

蜷川幸雄さんのエピソードに視聴者「泣きながら観た」の声

ネットでは、放送を見た人から「マジで共感して泣きながら観てしまった」「勝地くんの2015年のアナザースカイを見た蜷川さんと『やろうな、シェイクスピア』といって握手した握力が、知っている蜷川さんの握力ではなかったというエピソード、切なくも力強いお話」「勝地くん、アナザースカイ良かったー。蜷川さんについて語る姿にこみあげるものが」などの声が上がりました。

勝地さんの語る蜷川さんのエピソードに心を動かされた人は多かったようです。また一方で「子役だから80点を出すお芝居を学んだ」と語る、勝地さんの演技論も面白かったのではないでしょうか。

番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。

https://cu.ntv.co.jp/anothersky2_20190726/

(文:かんだがわのぞみ)

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