9月4日放送の「あさイチ」（NHK総合）では、香取慎吾さんがゲストとして出演。香取さんがYouTubeに投稿する動画について語り話題を集めました。
（画像：時事）
■香取慎吾「信じられないですね、NHKでこれが流れちゃうの」
今回のゲストは、香取慎吾さん。番組では、香取さんが"しんごちん"というキャラクターになりきっているYouTubeの動画を紹介しました。
すると、香取さんは「信じられないですね、NHKでこれが流れちゃうの…」と小恥ずかしそうな表情を浮かべます。続けて、香取さんは「このYouTubeのこの感じって本当に遊んでるんですよ。本当に友達と遊んで作った映像ぐらいの感覚でやってるんです。それが、こんな全国的に流されるって分かりますか？皆さん」とその驚きを語ります。
この言葉を聞いた近江友里恵アナウンサーが「本当は、スマホとかで見て欲しい感じですか？」と尋ねると、香取さんは「そうですね。本当に遊んでるんですよ。こんな、取り上げていただくようなものではございません」と全国ネットで放送するようなものではないと強調しました。
しかし、小林孝司アナウンサーは「YouTubeのしんごちんを見ています、面白いですね」と、9歳の女の子のイラスト付きのメッセージを紹介すると、香取さんも「嬉しい、可愛い」とコメント。
続けて、小林アナは看護師の方からの「慎吾さんのつぶやき、YouTuberが励みになり、気持ちが前向きになっています」というメッセージを伝えると、香取さんはカメラに向かってガッツポーズをして、頑張れとエールを送りました。
■落ち込んでいた香取慎吾を励ましたものとは？
ステイホーム期間中、香取さんは「結構やられましたね」と初めての経験ということもあって、気持ちが落ち込んだこともあったそうで、近江アナが「草彅剛さんや稲垣吾郎さんとかとは連絡取ったんですか？」と質問します。
すると、香取さんは「ほとんど取っていないですね。月に1度番組をやっているところで、1か月に1度会うぐらいで、ラジオを草彅と2人でやってるんすけど、それはリモートで、お互い家で、電話をつないだものを録音してラジオをしたりとか、やっと最近ちょっとずつ今までのように上を向けるようになってきた感じですけど」とコメント。
それでも、香取さんは「やっぱり初めてのことでね、どうしていいか分からないから、でもSNSに助けられた部分はありますね。SNSの発信さえもできなくなっちゃって、どうしたものか、何をどうしていいのか分からないぐらいのことじゃないですか。その中でちょっとつぶやいてみたりしたら、みんなが、コメントとかを読んだ時に逆に僕も元気になれて、そのキャッチボールでちょっとずつ前を向けるようになってきたかな」と、SNSのメッセージが励みになったことを明かしました。
■小林孝司アナが大真面目に『しんごちん』を追求し話題に
ここで近江アナは「それで、YouTubeもやってみようかなという気持ちにエネルギーが生まれてきたんですか？」ともう1度、話をYouTubeの話題に戻します。
すると、香取さんは「あれはコントをやりたくて、あの子は"しんごちん"というキャラクターを作って、トップYouTuberを目指している"しんごちん"としてのキャラとしてやってる感じですね。色んなことをやらさせてもらってるんだけど、コントもずっとやってきたんですけど、コントをやれる場所がなかったんで、YouTube始めた時にここはコントができるなって思って」と動画を投稿しようと思ったきっかけを明かします。
香取さんの話を聞いた近江アナは「見てる方も嬉しいです。香取さんがコントをやってくれるって"慎吾ママ"とかも大好きだったから」と"慎吾ママ"ファンであることを本人を前に告白。
そして、小林アナが真面目に"しんごちん"について尋ねると、香取さんは「子どもに人気のYouTube子どものキャラを慎吾君を"しんごちん"、『ちん』にしたらみんな自分の名前で『ちん』をつけて言い合ってくれたり…。思いながら作っていった感じですね」とキャラ誕生の経緯を説明しました。
今回の放送について、ネット上では「近江アナ慎吾ママ大好きって言ってくれてる」「NHKでしんごちんを説明する慎吾ちゃんに『コントをやりたかった』嬉しい」「まさかのしんごちんのキャラについて掘り下げるNHKアナウンサー 」などのコメントが上がっています。
近江アナが香取さんに"慎吾ママ"が大好きだったと伝える場面などでは、和気あいあいとしていてほっこりした人もいたのではないでしょうか。また、小林アナが真面目に"しんごちん"というキャラ誕生の経緯を質問するシーンも、ギャップがあって面白かったですね。
（文：かんだがわのぞみ）