“エデュテインメント(エンタテインメント+エデュケーション<教育> )”を通じて“音楽の楽しさ”を体感できるライブ・イベント「楽演祭」EXTRAが、2018年11月6日(火)に近畿大学東大阪キャンパス内 11月ホールで開催され、90年代初頭のバブル時代に「愛は勝つ」で一世風靡したアーティストのKANさんと“鋼と硝子で出来た声”と歌声を称される秦基博さんがトークと音楽を交えて行う“特別授業”を開催します。
“音楽と学び”をテーマにアーティストがコラボ♡
「楽演祭」は、大学を舞台に“音楽と学び”をテーマに、学生へ向けた講義(一般発売なし)+スペシャルライブを実施することで話題のイベント。東京・昭和音楽大学を本拠地として、2018年1月に斉藤和義×山内総一郎(フジファブリック)で初開催。11月6日は、KANさんと秦基博さんが、2018年11月8日(木)にはトータス松本さんと藤巻亮太(レミオロメン)さんで第2回が開催されます。
●楽演祭 特設サイト:https://gakuensai-betsukado.com
aikoさんや平井堅さんなどアーティストにファンが多いKANさん
KANさんが200万枚セールスという驚異的な売り上げを記録した「愛は勝つ」が大流行したのは1991年。当時「やまかつ」の愛称で大人気を博していたフジテレビのバラエティ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のエンディングテーマとして起用され、大ブレイクしました。その後も魅力的な楽曲を次々とリリースしましたが、「愛は勝つ」の印象やセールスを塗り替えることが困難で、世間的には「一発屋」のように認識されてしまうことがあります。しかし、影響を受けたアーティストは多く、aikoさんや平井堅さんは過去にミュージックステーション番組内で「KANさんの曲が好き」と話題に出し、「愛は勝つだけじゃないんですよー」とKANさんの楽曲の素晴らしさを熱弁。カラオケ仲間として親しいaikoさんと平井堅さんの共通項でもあることを明かしていました。この話題に対しタモリさんは「(2人は)カンストだね」とKANさんをこよなく愛するスペシャリスト的な意味合いで呼んでいました。
KANさんの“偉人”すぎるアーティスト写真に驚愕
「愛は勝つ」しか知らないという人にとっては、KANと名前を聞いて懐かしく感じた方もいるのではないでしょうか。そして、秦基博さんとコラボすることに驚かれた方も多いことかと思われます。イベント告知で披露されたアーティスト写真は、さらに驚愕の出来栄えとなっていました。
なんと、文学の偉人として有名な夏目漱石さんの代表的な写真そっくりに仕上げています。公開したプロフィールによると好きな食べ物は「生牡蠣」とのこと。やまかつ世代からすると、そこは「くじけそうめん」か「チキンカツ」と言って欲しかったですね。でも、「豚汁こと」で「必ず最後にチキンカツ」と言ってくれるかもしれません。ほかにもKANさんの情報にはツッコミどころが多く、ライブDVDの説明には「芸能生活も30年を超えた55ちゃいがシツコク繰り広げたパワフルでグッタリなエンターテインメントショウ。ヅラとおっぱいが飛び交うZEPP TOKYO公演をほぼ全曲収録しました。」と記載されています。過去には「フランス人になりたい」の夢に近づくためパリに移住したこともあるなど、変わった経歴の持ち主でもあるようです。憂いたっぷりの眼差しの向こうには一体何が見えているのでしょうか。気になった方は、今回の「楽演祭」ぜひチェックしてみてくださいね♡(文:豊崎ジーン)