2月29日の「ゴッドタン」(テレビ東京系)では、人気企画「お笑いを存分に語れるBAR」を放送。お笑いコンビ・かまいたちが昨年の「M-1グランプリ2019」で準優勝したその後の反響の大きさを語り話題を集めました。
■かまいたち山内、ミルクボーイのM-1優勝を分析!「あいつらに笑いの神が舞い降りた」
今夜のゴッドタン
「お笑いを語れるBAR〜2019事件振り返り〜」 pic.twitter.com/4tEiROvI6x— 佐久間宣行 (@nobrock) February 29, 2020
昨年の「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日系)出演後の変化について、かまいたち・山内健司さんは「3年連続決勝に進出しているけど前の2年間は特に何の反響もなかった。でも去年の『M-1』後は舞台に出てもうわぁ〜ってなったり、色んな人に言ってもらったり」と反響の大きさを語りました。
一方で、昨年の「M-1」直前に「お笑いを存分に語れるBAR」に出演した際には気になるコンビとして、自分たちと和牛の名前をあげていた山内さん。
しかし、ミルクボーイが優勝したことについては「読み通りの展開になると思っていた。でも、凄いヤツが現れて…」と複雑な心境を吐露。また、ミルクボーイがネタを披露した時の会場の雰囲気を問われた濱家隆一さんは「エグかった、ミルクボーイのウケ方は半端やなかった」とコメント。
続けて、濱家さんはミルクボーイの「M-1」決勝の1本目の「ベルマークを頂きました」というネタのつかみのフレーズが会場全体に広がるようにウケたのを見て「次に繋がる笑い。ちょっと、ヤバイなとあの時点で思いましたね」と会場にいてミルクボーイの勢いを肌で感じたとのこと。
一方で、山内さんは「めちゃくちゃ運が良いなって思ったのが(ミルクボーイは)ネタバレ一切なしで決勝に行ったじゃないですか…。下手にあの形がバレたらある程度、みんな予想が出来たと思うんですけど、あの形の完成形を引っさげて一撃で獲った、あいつらに笑いの神が舞い降りた」とミルクボーイの優勝を冷静に分析。
他にも、ミルクボーイが同じスタイルのネタを2本やることを知っていた山内さんは、直前まで違うネタを2本やる自分達が勝てると思っていたそう。
しかし、「ミルクボーイは(2本目も)笑いの量が減ることなく、お客さんもあのネタもう1回見たいっていうまま行ったんで」と、例年の傾向とは違うミルクボーイに脱帽したと語りました。
■アンガールズ・田中、かまいたちのネタを絶賛
一方で、アンガールズ・田中卓志さんは、かまいたちのネタについて「『クスリやってんのか?』って聞いて『いやお前や』っていうあの前後のくだり、俺めちゃくちゃ好きで…。その入りが目を見てるのに『目を見て喋れ』ってこれはボケとしては凄いシンプルでベタじゃないですか。でも、あそこからどんとウケている。そのベタなボケが笑う体にされている、かまいたちという麻薬によって」と絶賛。続けて、田中さんは「ギリギリいる人のラインを演じるのがめちゃくちゃ上手い」とその演技力にも感服しました。
また、劇団ひとりさんは「かまいたちのネタって『かまいたち』なんだよね。漫才だからこのスタイルじゃなくて、テレビに出ても違和感ない」とコメント。
この言葉を受け取ったスピードワゴン・小沢一敬さんは「ブラマヨと同じパターンよね。普段からのこの2人のやり取りがネタになっている」とかまいたちに伝えます。すると、濱家さんも「そこは山内がずっと言っていた部分なんで、嬉しいです」と、自分たちの狙いを理解してくれたことに喜びの表情が浮かべました。
今回の放送にはネット上で、「田中さんそうなんですよ、ファンは麻薬漬けの中毒者だらけですよww。全員ベタ褒め!嬉しいね!」「かまいたち中毒…すごいわかる」「お笑いを存分に語れるBAR、今回も最高だった!田中の熱さ良い!かまいたち」などのコメントが上がっています。
今回の放送では、田中さんが熱くかまいたちのネタを語るところが興味深く感じた人が多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
ゴッドタン
https://tver.jp/episode/69029627
(文:かんだがわのぞみ)