「稲垣吾郎がいまSMAPって言った」と話題!メディアのタブーについて真剣に語ったゴロウ・デラックス

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ゲストにドキュメンタリー監督の森達也さんを招いた1月24日放送の「ゴロウ・デラックス」。森さんが問いかける表現の自由とタブーをメインテーマに扱いました。番組MCの稲垣吾郎さんがジャニーズ事務所を離れて以降使わなかった"SMAP"という言葉を口にして解散や現在の心境を本音で語ったことが話題を集めています。

森達也監督が「ゴロウ・デラックス」に登場

オウム真理教を扱ったドキュメンタリー「A」などの作品で知られる森達也さんが6年ぶりにゲストとして登場した24日オンエアの「ゴロウ・デラックス」。森さんの著書でこの日の課題図書でもある「FAKEな平成史」を使って番組は進行。いきなり、森さんは「真実の形は1つではない」と問いかけます。作品を見て「真実を知った」と言われることも多い森さん。けれども、著書では「この映画は僕が撮った真実です。もしもあなたが同じ時期に同じ場所で映画を撮ったとしたら、全く違う真実が撮れているはずです」と語る森さん。同じ事柄を扱う場合でも人間が違えば見え方も違い、真実は1つではなく、より多面的な物事の見方をするべきだと訴えました。

「ミゼットプロレス」について言及する森達也監督

トークの流れの中で、森さんは監督した「ミゼットプロレス」を扱った作品について言及。「ミゼットプロレス」は、小人症の人達がリングの上に立つプロレスで、女子プロレスの幕間などに行われていたのこと。トレーニングを重ねた「ミゼットプロレス」は、エンタメとしても面白いと語る森さん。本人達は、放送されることを望んでいましたが、「あんなかわいそうな人を何故晒し者にするんだ」という抗議もあり放送はNGになったとのこと。「ゴロウ・デラックス」は実際の「ミゼットプロレス」の試合の様子を映像で紹介し、視聴者が善意でもクレームを入れることによって、彼らが働く場所を失ってしまうことがあると力説しました。

「放送禁止歌」に放送禁止のルールはなかった?

続いて、話題は「放送禁止歌」について移ります。「放送禁止歌」として放送が自粛された歌はこれまであったそうですが、実は放送禁止のルールはなく、実際は"取り扱い注意"として記されているだけだったことがわかります。そのような状況になったことについて、森さんは「(規制はないのに)自分たちで仮想の圧力を作ってそれに縛られる。その方が楽なんですよ」とコメント。批判的な精神がなくなり、自発的に自分達を縛ってしまうメディアのあり方に疑問を呈します。ちなみに、「9/11」の後、平和を歌うジョン・レノンの「イマジン」がアメリカで放送禁止扱いになったこともあるそうです。

"SMAP"の解散にも言及する稲垣吾郎

最後に森さんから"SMAP"の解散について質問が飛ぶと、稲垣さんは、"SMAP"というグループ名を口に出し、「それによってファンの人とか応援してくれる人が心配したり」とコメント。自身の口からSMAPというワードが出たことが視聴者を沸かせました。また、嘘の情報として、稲垣さんが小説家になるという報道や、香取さんが画家になるなどの報道が出回り、それについてファンの人を心配させたことに胸が痛んだそうです。また、「自由にやれるところもあったりもするかな。最近は僕も環境が変わって、仕事に関しては」ともコメントした稲垣さん。他にも「曖昧なものをやれている。はっきり白か黒かだけではなく」「特に舞台では比較的テレビじゃ通らない企画も通りやすい」「今まで自分がやりたいけどちょっとできなかったような役とか作品とかすごく恵まれて」と語りました。ジャニーズ事務所を辞めたことで苦労もありますが、これまでやれなかった仕事ができるようになり刺激を受けて、充実している現状を稲垣さんは「すごい楽しいです」という言葉でまとめました。ちなみに、森さんから見ても稲垣さんは「6年前より自由に喋ってる」ように見えるようで、リップサービスかもしれませんが、自身の監督作品にも出演して欲しいとも話しかけていました。

稲垣吾郎の口から出た”SMAP”という言葉に反響

放送を見た人からは、放送禁止にもなっていないのに批判を避けて忖度する今のメディアのあり方に疑問を持った人が多いようでした。"SMAP"についても、暗黙の了解のように誰もそのことに触れてはいけないかのような状況が続いています。巷で言われる圧力が実際にあるかはともかくとして、今回稲垣さんが"SMAP"という言葉を自然に使ったように、これからは、自然に"SMAP"の話が他のメンバーたちからも聞けるようになると嬉しいですね。(文:かんだがわのぞみ)

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