世界的ダンサー菅原小春が見せた見事なキックに"美の極致"の声!大河ドラマ「いだてん」

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6月9日放送のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(はなし)」、第22回「ヴィーナスの誕生」に、世界的ダンサーの菅原小春さんが人見絹枝役で登場。劇中で菅原さんはダンサーらしい見事な蹴りも披露し、話題になりました。

菅原小春が人見絹枝役で登場

日本人初のオリンピック選手となった金栗四三(中村勘九郎)が赴任したこともあり、東京府立第二高等女学校の女学生達もテニスなどスポーツに打ち込むようになります。中でも影響を受けたのは、最初は人前で肌をさらすことに反発していた村田富江(黒島結菜)で、金栗の熱血指導もあり、テニスや陸上競技で才能を開花させます。

そうした中、岡山の高等女学校から招待を受けた富江たちはテニスの試合をすることになりますが、1人の女性学生の圧倒的な身体能力に衝撃を受けます。その相手こそ、世界的なダンサーの菅原小春さん演じる人見絹枝。初挑戦ながら菅原さんは、劇中でキビキビとした演技を披露しています。

葛藤を打ち明ける人見絹枝

特に印象的だったのが、圧倒的な身体能力を見せた人見がシマ(杉咲花)に語った言葉。開口一番、「勝ちたいと思ったことはない」と話す人見。周囲からは「大きい男や化け物」などの影口を叩かれるなど、人並み外れた体格と身体能力を持つがゆえに奇異な目で見られることが彼女の悩み。

有り余る才能を持ちながら、正当にそのことを評価されない苦悩を抱えています。人見絹枝は日本女子選手の初メダリストになったことで知られる有名アスリート。そんな彼女が金栗との出会いでどのように人生が変わるのかが今後のストーリーの見所になります。

他にも、妊娠したことで教師やスポーツの仕事でのキャリアを終わりにしたくないと葛藤を描くシマの姿。素足に靴をはいて競技に参加したことを「好奇の目にさらされた」と、父親から抗議を受ける富江など、今から約100年ほどの前の設定ですが、現代的なテーマを盛り込んだストーリーになっています。こうしたテーマが描かれるからこそ、抗議に「日本記録出した娘をなぜほめてやらない」と答える金栗の台詞が心に響くものがあります。

ネットでは放送を見た人から、「現代のジェンダー論にもガチンコぶつけてくる今年の大河(すごい)」などの声があがるなど、現代にも当てはめられる問題が描かれました。

菅原小春の蹴りが話題

劇中で人見の才能に気づいた金栗が、陸上競技に適性があるのか足を見せて欲しいとせがむ場面が登場します。金栗が袴の上から触り適性を確認しようとするも思わず手ではなく足が出てしまう人見。

ダンサーらしい見事な足技を披露した菅原さんにネットでは、「ハイキックは鮮やかだし、吹っ飛び方も綺麗な回転っぷり。良いもの見させていただきました」「小春さんの蹴り上げた脚の角度、微動だにしない上半身、美の極致でした〜!」などの声があがっていました。このシーンはコミカルシーンで笑えるのですが、リハーサルシーンの動画も面白く、公式Twitterで確認することができます。

過去にはGACKTさんを上杉謙信役で抜擢するなど、大胆な抜てきを見せる大河ドラマ。今回も本職はダンサーの菅原さんを起用するところが新鮮味があっていいですね。(文:かんだがわのぞみ)

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