毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。2月11日の放送では、星野さんが「第43回日本アカデミー賞 話題賞(俳優部門)」に選ばれたことを話題に。ライバル視されていた木曜オールナイトニッポン担当のナインティナイン・岡村隆史さんとの思い出を振り返り、話題となりました。
(画像:時事)
■星野、岡村の発表方法にダメ出し?
今夜の #星野源ANN は久々に「きみ抜き」と「夜の国性調査」をお送りしました!
皆さま、沢山のメールありがとうございました。
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— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) February 11, 2020
日本アカデミー賞における「話題賞」は、「オールナイトニッポン」のリスナーによる投票で選ばれる賞。今年の結果は、2月6日放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で発表され、作品部門では「決算!忠臣蔵」、俳優部門では星野源さんが見事受賞しました。
この結果を事前に知っていた星野さんは、「絶対に面白いに違いない」と期待しながら、岡村さんのオールナイトニッポンで発表される瞬間を待っていたそう。
星野さんは、岡村さんの少し"タメ"を入れた発表の仕方について、「なんて言うんでしょうね……往生際が悪かったですね」と感想を述べ、「(結果を)見た瞬間に言ってほしかった。あるじゃない、発表の時の流れって」と笑いながらダメ出しをしました。
■星野、結果発表用紙を見て「これはかわいそう」
すると、岡村さんが実際に読んだ結果発表の用紙が星野さんの元に。
それを見た星野さんは、「『岡村隆史』ってすごいでっかく書いてあって、その下にちっちゃく『ではなく』って書いてあって、『星野源』って書いてある。その下に」と詳細を説明。
遊び心のある書き方に、この用紙は「日本アカデミー賞」から送られたものではなく、「岡村隆史のオールナイトニッポン」の番組ディレクターが作ったのではないかという疑惑が浮上しました。
面白い演出でしたが、星野さんは「これはちょっと岡村さん……酷ですよ。だってさ、ここまで出したら確実に『岡村隆史』だと思うもんね。これはかわいそう」と岡村さんの気持ちを察し、「岡村さんって、すごい人なんだよ? こんな仕打ち……」とコメントし、笑いを誘いました。
■星野、日本アカデミー賞『話題賞』での岡村の敗因を解析?「単純に、やりすぎたんじゃないかなって」
岡村さんと星野さんは、約7ヶ月間も「話題賞戦争」を繰り広げていました。
戦争といっても、実際は岡村さんが1人で盛り上がっていた状態。岡村さんはリスナーに「組織票をくれ」ともアピールしていたそうです。
それを踏まえ、星野さんは「俺、思うんですけど、単純に岡村さんが言い過ぎて、リスナーが『もういいや』って思ったんじゃないかなって」「僕のリスナーが多かったとかじゃなくて、単純に、やりすぎたんじゃないかなって」と結果を解説し、周囲は爆笑に包まれました。
■星野「確実に、『ラジオパワハラ』というのがある」
また、星野さんがオールナイトニッポンを始めたての時、岡村さんから「(番組宣伝用の)写真が良い」と褒められ、岡村さんのオールナイトニッポンにゲストに呼ばれたことがあったことを回顧。
岡村さんも同じ写真が撮りたいということで、同じ服を用意して一緒に写真を撮った星野さん。
心の中では「何を言ってるんだろうかこの人」と思っていたそうですが、ラジオ歴の長い岡村さんには「逆らえない」と当時の心境を暴露しました。
今回も、月曜オールナイトニッポンを担当する菅田将暉さんも巻き込み、「話題賞戦争」を行っていた岡村さん。
星野さんは、「岡村さんが言ったら、(自分の番組でも)話題に出さないわけにはいかない」と明かし、「確実に、『ラジオパワハラ』というのがある、ということを今回実感致しました」とコメントしてスタッフを笑わせました。
■岡村、悔しがりながらもしっかり祝福
受賞を逃したことを悔しがっていた岡村さんですが、その後星野さんに「星野さん、受賞おめでとうございます」とメッセージがきたそう。そんな岡村さんに、星野さんは「隆史、好き」と呟く場面もありました。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「ラジオパワハラ(笑)岡村さん、この放送聴いててくれ」「岡村さんいじりが止まらない笑笑」「『ラジオパワハラ』も『隆史…好き!』の流れも最高でした」などの声が上がりました。
やっと岡村さんとの決着がついた「第43回日本アカデミー賞 話題賞」。岡村さんがしっかり星野さんにお祝いの連絡をいれていたのは、さすがだと感じたリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20200212010000
(文:藤峰あき)