11月20日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に、演歌歌手の氷川きよしさんが出演。話題になった派手なメイクでアニメ主題歌を歌う氷川さんの姿について家族の反応を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
氷川きよし「徹子の部屋」に出演!黒柳徹子「ずいぶん変貌なさってます」
大変貌!ロック調の歌に挑戦する氷川きよし、デビュー20周年迎え芽生えた"気持ちの変化" #テレ朝POSThttps://t.co/2odmYMtrub
— テレ朝POST (@post_tvasahi) November 19, 2019
黒柳徹子さんが「ずいぶん変貌なさってます」と語るのは、VTRで紹介されたアニメ「ドラゴンボール超」(フジテレビ系)の主題歌「限界突破×サバイバー」を熱唱する姿。
曲自体は2017年に発売されたのですが、今年に入りビジュアル系のような派手なメイク、ロック調の激しい楽曲を熱唱する氷川さんの姿がSNSで話題になりました。
動画が大反響を呼び、ツイッターの日本トレンドで1位、世界トレンドでも4位に入ったことについて、氷川さんは「ズバってるって言うんでしたっけ」と「バズってる」を言い間違えることに。それでも、反響の大きさを驚きつつも「楽しいですね自分でやってて、心の充実というか」と、自身は楽しんで歌っていたことを明かします。
「ようやく、自分の思いを叫べるようになった」引っ込み思案だった少年時代を回顧
また、家族の反応について問われた氷川さんは、母親からは「思いっきりやりなさい。やるんだったら、楽しんで徹底的にやったら」と言ってくれたとのこと。
一方で、父親からは「好かん!」と言われ、アイシャドウを入れてマニュキュアを塗った姿を見せると、「男は男らしくしろ!」と母親とは正反対の反応が返ってきたそうです。
別の場面で氷川さんは「周りの同級生からからかわれるタイプの子供だった。シャイで自分の思いを言えなかったから歌を選んだんですよ。自分の気持ちを表に出せないまま大人になった」と、引っ込み思案だった少年時代を回顧。
そうした過去をふまえ、氷川さんは現在の自分について「ようやく、自分の思いを叫べるようになった」とコメントしました。
氷川きよしが語る将来像とは?
徹子さんから「これからどんな氷川きよしが見られるの?」と聞かれた氷川さんは「いろんな色を表現したいなという風に思います。人間の悲しみ・怒り・喜び全部歌でジャンルを問わず表現したい。ジャンルとか形式にとらわれず、おこがましいんですけど、"ジャンル氷川きよし"っていうアーティストになれるように命がけで努力していきたい」と力強い言葉で自身が思い描く将来像についてコメント。
ネットでは放送を見た人から「パッと見たら『あれ?宝塚の男役の人かな〜』って。よく見たら氷川きよしだった」「氷川きよしさん凄いなぁ"ジャンル氷川きよし"になりたいと仰っていて、とても素敵だと思いました」「ズバる流行って欲しい」「ズバるかわいいかよ」などのコメントが上がっています。
「バズる」を言い間違える天然な姿を見せる一方で、家族への思いを語ったり、力強い将来像を語る氷川さんに感動した人が多かったようですね。
(文:かんだがわのぞみ)