堀江貴文「スティーブ・ジョブズの最大の功績は…」ネットの歴史を振り返るNHK平成ネット史(仮)が話題

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NHK Eテレで、「平成ネット史(仮)」が、1月2日と3日の2日間に渡って放送されました。この番組は「Windows95」の発売を起点に、インターネットの歴史を振り返る番組で、とりわけ炎上やフェイクニュースやSNSなどの闇について出演者が議論を交わす場面が話題になっています。

「平成ネット史(仮)」が放送

前後編の2日間に渡ってオンエアされた「平成ネット史(仮)」は、平成の終わりに発売された「Windows95」を起点に平成のネット文化の変遷を振り返る番組。司会は恵俊彰さん、是永千恵アナウンサーが担当し、専門家として、宇野常寛さん、落合陽一さん、堀江貴文さん、森永真弓さんが登場。他にも、ゲストで池田美優さん、ヒャダインさん、眞鍋かをりさんが出演。前編で興味深かったのは、1995年の阪神大震災時に通信手段が失われた時、世界に向けて情報発信の手段となったのがインターネットだったこと。同じ年、「Windows95」が発売され、インターネットが日本でも普及するきっかけになったとのことでした。

ジョブズの最大の功績は「スマート・フォンにフォン(電話)という名前をつけたこと」

一方、後編で語られたのは、「黒船」として紹介されたiPhoneに代表されるスマートフォンの登場。堀江さんが注目したのが、iPhoneと名付けたスティーブ・ジョブズのネーミングセンス。電話はスマホにとってはアプリの1つで、他にも様々な機能があるのに、あえてPhone=電話という名前をつけたジョブズ。電話と言うことで、みんな使いやすく手に取りやすい印象を与えたとのこと。堀江さんは、「スティーブ・ジョブズの最大の功績は、スマート・フォンにフォン(電話)という名前をつけたこと」と熱くトークを繰り広げました。

「悪魔の木の実を与えてしまった」炎上の仕組みを力説

番組では炎上とフェイクニュースをキーワードにSNS社会の闇についても議論が交わされました。宇野さんが指摘するのが「今の時代は情報の回転が速すぎる」とのこと。宇野さんによると、あらかじめ欲しい情報だけ見て、ろくに考えもせず、他人を攻撃することや、自分にとっての都合の良い情報を拡散するのは、何も持っていない人の自己実現とのこと。「悪魔の木の実を与えてしまった」と宇野さんらしいエッジの効いたワードで炎上が起こる仕組みについて力説します。

一方、フェイクニュースについてはVTRで津田大介さんが登場。津田さんによると、「政治的」「世論工作」「お金」などの目的でフェイクニュースが拡散されているとのこと。続けて、多くの人がスマホで日常的にフェイクニュースに影響を受けて、拡散してしまうことに大きな問題があることを強い言葉で語っていました。ちなみに、堀江さんは加工された画像でフェイクニュースを拡散されたことをカミングアウトしていました。また、落合さんは傾向はあるとした上で、フェイクニュースを見抜くことについて「100%見抜くのは無理」とコメント。さらに、「全てのものは嘘の可能性がある、全てのものは本当の可能性もある」と、両方の可能性があることを前提に情報と向き合うことをの必要性があるのが今の時代であることを語りました。

放送見た人の反応

放送見た人からは、「嘘でも本当の事として拡散されてしまうというのはホントに恐いなって思う」など宇野さんや堀江さんの意見に同意する意見があがっていました。ただし、一方で、「パソコンからiPhoneへというデバイスの変化に着目したのは良かったが、そのことと炎上・バカッターとの連関性に言及していないのは良くないと思った」と、議論の展開についての意見もあがっていました。炎上・フェイクニュースについては様々な意見がありますが、やはり、情報過多の時代のなかで個人個人がその情報が本当のなのか、自分が発信する言葉が正しいのか、よく考えることの必要を再認識させられる番組となっていたようです。ちなみに、「平成ネット史(仮)」は再放送と特別イベントの開催も決定しています。

気になったかたはぜひチェックしてみてくださいね。(文:かんだがわのぞみ)

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