3月7日放送の「土曜スタジオパーク」(NHK総合)に、大河ドラマ「麒麟がくる」で斎藤道三を演じる本木雅弘さんが出演。本木さんはドラマで主人公・明智光秀を演じる長谷川博己さんについて語り話題を集めました。
(画像:時事)
■長谷川博己が"いいとこ見ちゃった"と語る本木雅弘の"素"とは?厳格な城主なのに『あっ間違えちゃった』
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「土曜スタジオパーク『麒麟がくる』斎藤道三特集」
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VTRで登場した長谷川博己さんは、劇中で明智光秀の君主・斎藤道三を演じる本木雅弘さんについて「自分を厳しく律してやって行く姿ですかね。その体から何かを語らせるっていうか…。その体を見て感じるものを感じなさいっていう風に僕は感じた」と背中で語る演技を絶賛。
ドラマでは凄みのある演技を見せる本木さんですが、長谷川さんは「恐ろしい厳格な城主を演じてらっしゃるんですが、突然、台詞とか間違えると『あっ間違えちゃった!』って急に柔らかい感じになる。あれは一瞬、僕も『おお!』みたいな感じで、いいとこ見ちゃったなみたいな感じになりますね」と撮影現場で、思わず"素"が出てしまうというお茶目な一面を明かしました。
この件について、本木さんは「すいません相当とちるんですよ実は…。先ほども言いましたが滑舌がよくないですしね。一応台詞はある程度、現代的に口語体になっている部分はあるんですけど、口が回らない感じとかがあるんです」と、大河ドラマならではの台詞の難しさを解説。
また、本木さんは他にもドライアイになってしまい涙が出てしまい、その部分を撮り直したこともあったと撮影での苦労を語りました。
■本木雅弘が語る長谷川博己の印象とは?
一方で、本木さんは長谷川さんについて「冷静に観察している感じが光秀じゃないですか。長谷川さんの普段の理知的で清涼感のある声でしゃべっている感じでとてもいいですよね。それが時々、ぼんと大きく出る時があるじゃないですか」と、長谷川さんの観察力が劇中の光秀と重なるとコメント。
また、本木さんは、ドラマの脚本家・池端俊策さんの言葉を借りて「池端さんも言っていましたが長谷川さんには誠実さの上に殺気立つものが感じるんです。それがとても光秀らしい」と紹介。
すると、足立梨花さんは「わくわくしながら撮影をしているんですか?」と質問。これに対して、本木さんは「そんなに私も余裕がないのでバックステージでもそんなに打ち解けきれていないんですね。でもいい意味で距離感を利用してという感じですね」と、現場での2人の程よい距離感について語りました。
本木さんが出演した番組にはネット上で「脚本の池端俊策氏が長谷川博己氏を評して『誠実さの裏に殺気立つものがあるところが明智光秀』まんぷくでも見せたハセヒロの狂気じみた部分を美しく表現されるところが流石は脚本家と唸ったのですよ」「あの威圧感満載もっくん道三が『あっ間違えちゃった!』って言ってるそんなかわいらしい本木雅弘を見れる長谷川博己が羨ましい」「本木さん、セリフ間違えた時、『あっ、間違えちゃった』って言うんだ口を開けて笑っている顔役とのギャップがかわいい」などのコメントが上がっています。
凄みのある演技を見せる本木さんが台詞を間違えると「あっ間違えちゃった」と言ってしまう長谷川さんのタレコミはとても貴重な情報で面白かったですね。
(文:かんだがわのぞみ)