中条あやみさん、水川あさみさんW主演のドラマ「白衣の戦士!」の放送が4月10日から始まりました。ドラマ初回にはストーリー設定やBGMなどが「ナースのお仕事」に似ているという意見が寄せられています。
「白衣の戦士!」の見所は中条あやみの変顔?
10日から放送が始まった「白衣の戦士!」。ストーリーを紹介すると、物語の舞台は四季総合病院・外科病棟。元ヤンながら憧れの看護師になった立花はるか(中条あやみ)ですが、やる気が空回りして仕事がうまくいきません。さらに、彼女の指導係となった先輩・三原夏美(水川あさみ)は何かと厳しくはるかのストレスを募る一方。そうした中、はるかは腸閉そくで入院中の高校生・細川潤也(鈴木仁)を初めて担当することになります。
物語の見所は、ドジな新人ナースはるかの成長と、口うるさい先輩・夏美のかけあい。ドラマのトーンはリアルを追求したシリアスな作品とは異なり、1話間完結のコメディータッチが特徴になります。そうしたドラマ全体の雰囲気もあって、主演の中条さんはドラマ初回から誇張した顔芸を連発。ネットでは「中条あやみの顔芸がめちゃくちゃ良かった」などの声もあがっていました。
#白衣の戦士
ありがとうございました
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設定に加えてBGMも「ナースのお仕事」をリスペクト?
キャラ設定が元ヤンという新味はあるものの、ドラマが始まる前から、ドジな新人ナースと厳しい先輩とのコンビという設定が「ナースのお仕事」に似ているとの声があった「白衣の戦士!」。実際に主人公の新人ナースの登場シーンからコメディタッチの演出まで「ナースのお仕事」を意識している部分はあるのかもしれません。
ネットでは、「白衣の戦士の『ナースのお仕事』意識感すごくない?音楽とか?」と劇中のBGMも「ナースのお仕事」を意識しているのではという声も。特に、物語終盤ではるかの患者の容体が悪化するシーンではBGMが「ナースのお仕事」の同じような場面で流れるものと似たものが。ただし、「白衣の戦士!」ではシリアスなBGMに加えて途中から明るめのBGMを被せ、シリアスな場面での不安を煽りすぎないように配慮がされているようです。
SNS上には「割り切って観るドラマ」の声
ドラマに対しては、「看護師としてはこれはツッコミどころ満載だな笑笑こんな平和じゃないよ病院は」などの声もあり、リアティのなさには疑問の声が上がっているようでした。ただし、一方では「コメディーとして割り切って観るドラマだと面白いドラマで今後に期待」という意見もあります。
看護師が病院で走ったり大声を出したり、患者の個人情報の扱い方が雑な所などツッコミ所満載ではありますが、気軽に見れる看護師ドラマとしてはテンポも良く楽しめる作品なのではないでしょうか。コメディーとして割り切って見るのが「白衣の戦士!」の正しい鑑賞の仕方と感じました。(文:かんだがわのぞみ)