6月6日放送の「ボクらの時代」では、中村獅童さん、Fukaseさん(SEKAI NO OWARI)、菅田将暉さんが出演。菅田さんがSEKAI NO OWARIのライブに行った時の思い出を語り話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■菅田将暉、初めて買ったCDはセカオワだった!
明日朝7時からは#ボクらの時代🌏#映画キャラクター🥀公開まで
あと少し…!#菅田将暉 さん#Fukase さん#中村獅童 さんの
貴重な鼎談をぜひご覧ください🗣️#6月11日公開 pic.twitter.com/42q7prHvQ3— 映画『キャラクター』【公式】6月11日公開! (@character2021) June 5, 2021
今回は6月11日公開の映画「キャラクター」に出演する中村獅童さん、Fukaseさん(SEKAI NO OWARI)、菅田将暉さんが出演。
3人でトークを繰り広げるなかで、Fukaseさんは「菅田君が初めて買ってくれたCDが僕らのデビューアルバムっていうので一番衝撃を受けました」と話すと、菅田さんも「高校生の時に買ったCDで」とコメント。
続けてFukaseさんが月日の流れを噛みしめるように「俺があの時高校生なんだっていうのを」と話すと、獅童さんは「最初に買ったCDって何?」と質問します。これにFukaseさんは「僕はバックストリート・ボーイズでした」と回答しました。
■菅田将暉、セカオワ・Fukaseの素顔に「裏で会うと全然違う」驚きの一面明かす
また、菅田さんは「(セカオワの)ライブ観に行かせてもらったんですけど、めっちゃ楽しかったすよ!めっちゃ楽しいし、なんかグッときました。その時はあの頃CD買ったFukaseだと思いながら観てて、裏で会うと全然違うからビックリしたんですよ」とコメント。
さらに、菅田さんが「全然違いましたよ、暗かったです!」と伝えるとFukaseさんは苦笑します。
Fukaseさんは「多分ねライブが自分の中ですごく納得してなかったんだと思うんですよ。反省中、目下反省中だったと思うんですよ」とライブ終了後に暗かった理由を明かしました。
続けて、Fukaseさんは「菅田君来るって多分あの時知ってたんでそういうのってライブ中思い出すんですよ。で、なんか届けって思う。届けって思いますよね。やっぱり」と菅田さんを意識して歌っていたと力説します。
■セカオワ・Fukase「割と社長みたいな感じ」意外とビジネス寄りだった!?
話題が変わり、獅童さんが「やりたいことは100%やれてる?そういうしがらみみたいなものは音楽ってあるの?例えば自分は本当はこういうふうな方向性でやりたいけど、レコード会社の人とかがちょっと今の時期そうじゃねえよなみたいな(ことはある?)」と質問します。
Fukaseさんは「全然ないっすね。僕が結構アーティスト型っていうよりビジネスライク寄りなんで、やっぱり僕らは4人で活動してるけども自分たちがメジャーデビューしてる以上…。その関わってくれてるスタッフだったり、事務所のスタッフだったりその家族だったり、やっぱりちゃんとお金を生んでいかないと成り立たないものだと思っているし」と語ります。
続けて、Fukaseさんは「やっぱりエンターテインメントで芸術かもしれないけど、これは自分たちがメジャーデビューをするって決めた上での責任だと絶対思ってるので。ちゃんとお金にならなきゃいけないっていうのは僕はかなり前提にあるんで割とその事務所の方だったりレーベルの方だったりと話は合うんで」とアーティストとして大切にしていることを力説しました。
ここで獅童さんが「社長みたいだな何か」と指摘すると、Fukaseさんは「割と社長みたいな感じです。結構色んな人にFukase君って何か会うまでは気難しいアーティスト気質かなと思ったらベンチャー企業の社長みたいな」と話しました。
■セカオワ・Fukase、ライブを心から楽しめない理由とは?
Fukaseさんの意外な考え方を知った菅田さんは「本当そういうイメージもありますけどね、何か。自分のやりたいことを突き詰めてるっていう」と驚きの表情を浮かべました。
すると、Fukaseさんは「う〜ん…でもやっぱり相手が楽しんでくれてない状態って、すごく不愉快っていうか気持ちが悪くなっちゃうタイプなんで。楽しむのは一番自分が最後でいいんじゃないかなと思って、みんなが楽しんでくれた一番最後に自分が楽しめばいいんじゃないかなと思うから ああいう暗い顔になるんですよ」と本音を明かします。
さらに、Fukaseさんは「落ち込むんです。だから僕がライブが終わった後に楽しかったとか充実したみたいな気持ち良かったみたいに思ったことって1回もないです。ライブ中も楽しいって思ったことないですね。それどころじゃない」とライブ後の心境を語りました。
今回の放送について、ネット上では「中村獅童、菅田将暉、セカオワFUKASEいい話してたなあ」「Fukaseくんのイメージが変わったなぁ。なんかすごく芯のある人だった、いい意味で現実的」「ボクらの時代を見てSEKAI NO OWARIのfukaseくんの印象が変わった。曲の印象だとふわふわした感じの人かなと思ったんだけど、全然違う。菅田将暉くんも中村獅童さんの話もすごく惹きつけられた。1時間くらい放送して欲しいな」などのコメントが上がっています。
今回はFukaseさんの言葉に胸を打たれた人が多かったようです。特に、メジャーデビューを飾った以上、ちゃんと音楽でお金を生み出すこと、そして、自分がやりたいことよりもファンの人が楽しんでもらうことを大切にしているという話が印象的だったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)