6月27日放送の「SONGS」では、DREAMS COME TRUEの中村正人さんが登場。中村さんが「NHK紅白歌合戦」に出場した時の裏話を明かしました。
(画像:時事通信フォト)
■ドリカム中村正人、衣装は原宿に買いに行った「紅白歌合戦」の裏話を語る!
【#ドリカム はいま何を感じ、考えているのか】
明日23:00~の #SONGS は #DREAMS_COME_TRUE の #中村正人 と責任者 #大泉洋 のスペシャル対談!デビューして30年、日本の音楽シーンを牽引してきた #ドリカム にあんなこともこんなことも、気になること全部聞いちゃいました!https://t.co/98zocDva0J— NHK SONGS (@nhk_songs) June 26, 2020
今回は、DREAMS COME TRUE(以下:ドリカム)の中村正人さんと番組責任者の大泉洋さんとのスペシャル対談が実現。
ドリカムのこれまでの歩みを振り返る企画では、中村さんが1990年に初出場した「NHK紅白歌合戦」の裏話を語ります。
中村さんによると、デビュー2年目で大きな舞台での経験が少ないのにもかかわらずNHKの無茶振りでボーカルの吉田美和さんだけが客席に登場して、ステージに上がるという演出があり、大変だったとのこと。
また、衣装は、まだお金が無かったこともあり原宿に3人で買いに行ったそうで、リハーサルで大物歌手に「それ、衣装なの?」と言われたのが衝撃だったことを明かします。
■ドリカム中村正人が現状を語る
そして、コロナ禍で音楽活動が制限される現状について、中村さんは、今年開催する予定だったアリーナツアーを全てキャンセルしたことを明かします。
独立系の事務所という事情もあり中村さんは「存亡の危機ですね、プロとしては本当に、そういうミュージシャンの方たくさんいらっしゃると思います」と厳しい現状を語りました。
すると、大泉さんも「うちも相当厳しいですもん」と中村さんに共感。続けて、中村さんは「今回より厳しいのは収入が無くなるというだけじゃなくて、キャンセルしたことに関して経費が出るっていうことですね」と運営面で厳しい局面を迎えているとコメント。
また、中村さんは「エンターテイメントが無料になってしまった」と、一旦無料で提供した音楽に対して「今度はお金を払ってくれるのだろうか?」と不安を感じているそう。
一方で、中村さんはYouTubeを中心に活動しているミュージシャンはコロナ禍でも影響を受けていないと指摘します。
そのことを踏まえて、中村さんは「気がつかない間に僕らは古いシステムの上にあぐらをかいてたんだなって本当に思いましたね」と新しい時代に合わせた音楽活動の必要性を訴えました。
今回の放送について、ネット上では「中村さんくらいの地位の人が言うからこそ染みる」「コロナ禍でいろいろライブ動画とか無料配信したりしてるけどでも、今後また有料に戻せるのか、複雑な気持ちだそうで(まぁドリカムなら大量のファンがお金払ってくれると思うけどさ)」「昔のドリカムも可愛いな…原宿に買いに行った衣装可愛いてか見たことない映像いっぱいで嬉しい〜〜」などのコメントが上がっています。
今回は、紅白の衣装を原宿に買いに行き、リハーサルでその衣装を見た大物歌手が「それ、衣装なの?」とツッコミを入れられたというエピソードは特に面白かったですね。
(文:かんだがわのぞみ)