毎週日曜日放送のトークバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)。5月16日の放送では、トークゲストにDA PUMPのISSAさんとDAICHIさんが登場。DAICHIさんが芸能活動を終了する前の最後のテレビ出演に注目が集まりました。
(画像:時事)
■DA PUMP・DAICHI、芸能活動終了前のテレビ出演に注目
このメンバーに出逢えて
幸せでした!!ファンの皆様
事務所の皆様
お仕事を与えて下さった皆様
可愛がって下さった先輩方
最高な仲間達
支えてくれた家族13年間
応援して下さり
本当にありがとうございました。全ての方達に
ごきげんだぜっ!!!!!!!#DAPUMP#これからはDPC pic.twitter.com/uo4ZIzBAEZ— DAICHI(DA PUMP) (@DAPUMP_DAICHI) May 16, 2021
持病のヘルニアの悪化のため、4月末を持ってグループを脱退、芸能界を引退したDA PUMPのDAICHIさん。今回は、引退前の最後のテレビ出演ということで、リーダーのISSAさんと共にスタジオトークにゲスト出演しました。
番組MCで所長のフットボールアワー・後藤輝基さんは、DAICHIさんがメディアに出るのが今夜で最後だと聞くと「なんで行列?」と疑問を抱き、スタジオに笑いを呼びます。
芸能界を引退する理由として、DAICHIさんは「DA PUMPって、常にやっぱり最高なパフォーマンスを追求してまして、自分もプロダンサーとして満足いくパフォーマンスができないなと思って、今回決断させてもらいました」と、落ち着いた様子で説明します。
今後の活動については「未来を担う子どもたちのダンス関連、ちょっと色々お手伝いというか、裏方に回ってですね。そういうの考えていければいいなと思ってます」と、これからも大好きなダンスに携わっていきたいと語っていました。
それに伴い、今回番組内で披露するステージがDAICHIさんのラストパフォーマンスだということで、ISSAさんは「思いっきりやってもらいます今日は」と、DAICHIさんの背中を押します。
東野幸治さんからも「もう体どうなってもいいもんね!最後背骨抜いてもいいぐらい!」とジェスチャー付きで煽られ、DAICHIさんも大笑いしていました。
■ガサツで品がないDAICHIにISSA激甘!「可愛いから」
今回のトークテーマは「芸能界、品がある人品がない人教えますSP」ということで、DA PUMPの2人もそれぞれ品がないと思う芸能人をあげました。すると、ISSAさんもDAICHIさんも品がない芸能人にそれぞれお互いの名前をあげ、スタジオを騒然とさせます。
自身が几帳面すぎるあまり、DAICHIさんのガサツで適当な性格が我慢ならないのだと言うISSAさん。しかし、注意をしようとしても10歳年下のグループの末っ子、DAICHIさんの可愛らしい笑顔に毎回やられてしまうらしく、ついつい許してしまうのだとか。
物を散らかしがちだというDAICHIさんは「一つのことに集中しちゃうと周りが見えなくなっちゃう」と弁解しますが、ISSAさんからの小言はさらに続きます。
DAICHIさんは、ISSAさんが知っている言葉や流行ったものについて、そのものを知らないのに乗っかってくる傾向もあるのだと言います。「前のめり」のことを「舞の海」、「メッシュ素材」を「メッシュ機材」など、知ったかぶりがすぎるDAICHIさんに、スタジオの笑いは止まりません。
さらにDAICHIさんがKANの楽曲「愛は勝つ」(1990年)の出だしをの歌詞を「心配ないからね」ではなく「問題ないからね」と歌っていたという珍事件も暴露。これには後藤さんも「車検の歌ちゃうからな!?」と突っ込まずにはいられません。
そんな天然キャラのDAICHIさんですが、ISSAさんは「可愛らしいからちょっと許しちゃうんですよね」と、激甘なコメントをしていました。
■7人でのラストステージにスタジオから惜しみない拍手
番組の最後には、DA PUMP・7人でのラストステージが。
今の心境を聞かれたDAICHIさんは「こうして最後にこう出演させていただけることって本当に嬉しいことで。やっぱり僕たち『U.S.A.』前は本当に仕事がなかったところからやってきたので、7人として最後にこうして番組に取り上げていただいて、パフォーマンスできるっていうのは本当に幸せなことです」と、胸の内を明らかにしていました。
そんなDAICHIさんを含めた7人での最後のステージは、DA PUMP史上初となるオリコンシングルランキング1位を獲得した「Dream on the street」と、彼らの代表曲と言っても過言ではない楽曲「U.S.A.」のスペシャルパフォーマンス。
笑顔を絶やさずダンスを踊るDAICHIさんの姿に、マイクを握るISSAさんを始めメンバーの瞳も潤んでいるようでした。「U.S.A.」ではDAICHIさんがセンターとなり、最後にはソロダンスを披露するシーンも。
豪華で華やかなステージに、スタジオからは「すごい!」「キレッキレ!」と、出演者たちからの惜しみない拍手が送られました。
ゲストの遠藤憲一さんも「スタジオでこうやって生で見るの初めてなんで、素晴らしかったです!」と感動が止まらない様子でした。
■DAICHIにISSA「この7人でやってきたってことは大きかった」号泣のラストステージに感動の声!
パフォーマンスをやり終えたISSAさんは「やり切ったなっていうのはあるんで。これからも6人にはなりますけど、気持ちは7人のつもりで。やっぱりこの7人でやってきたってことはすごい大きかったので、そういうふうに進んでいきたいなと思います」とコメント。
続けてKENZOさんは「DAICHIに向けても、みんながパフォーマンスできたかなっていうふうに思います。本当にありがとうございました」と、涙をぬぐい、声を震わせながら深々とお辞儀をしていました。
最後にDAICHIさんは「13年間皆さんと一緒に過ごせて本当に楽しかったです。辛い思いもたくさんしたし、喧嘩もしたし、でも僕にとっていろんな思い出が全て宝物です。これで芸能界でのステージは最後になりますが、次の夢に向かってカモンベイビー!」と、「U.S.A.」の歌詞を引用し、笑顔で締めくくりました。
ネットでは「ダメだ涙腺崩壊する...だいちゃん」「だいちくんお疲れ様。腰を、体を大事にね」「改めてDAICHIくんの踊り見れないの超寂しいな。泣ける」と、ステージを見て感激したというファンの声が続出。
DAICHIさんの華々しいラストステージに、ファンも込み上げるものを抑えられなかったようですね。
末っ子愛されキャラDAICHIさんの健康と、これからの活躍を願うファンも大勢いたのではないでしょうか。
(文:椎七みつばち)