桜井ユキさん主演のドラマ「だから私は推しました」(NHK)第2話が8月3日に放送されました。第2話では、ストーカー気質のあるオタク・瓜田勝を演じる笠原秀幸さんのリアルな演技が話題を集めました。
「だから私は推しました」第2話のあらすじ
サニーサイドアップのみなさんを、ドラマの中では半熟に、外からはカリカリに応援しています🍳#だから私は推しました pic.twitter.com/68j3lMTgYM
— 笠原秀幸 (@oshamajp) August 3, 2019
不器用アイドル・栗本ハナを見て、上手くいかない自分を人生重ねた遠藤愛(桜井ユキ)は、彼女を全力で応援することを決意します。
ハナが所属する地下アイドル・サニーサイドアップのライブにも顔を出すようになった愛はオタク仲間の長老格・椎葉貴文(村杉蝉之介)と知り合うようになります。
そこで愛は歌も踊りもトークもダメで、人気のなさそうなハナには、瓜田勝(笠原秀幸)という熱狂的なファンがいることを知らされます。
しかし、瓜田にはストーカー気質があり、ハナに話を聞いてみると、瓜田が買い占めているチェキ券のキックバックがハナの収入源であることを知り、彼女の現状をなんとかしたいという気持ちが愛の中で芽生えることになり…。
激安店に流れるBGM「ドンドンドン(ドン・キホーテとは言ってない)」店名の直前で編集?
ドラマ「だから私は推しました」は、彼氏に捨てられ全てを失ったOL・愛が、地下アイドルグループ沼にハマっていく物語。
愛を応援すると決めたものの、これまで地下アイドルに興味を持ったことがなかった愛は何をすれば良いのか全くわかりません。
そこで、愛はヲタ芸用ペンライトを買ったり、コールの練習をするなど、推しであるハナを応援しようとします。
そうした中、愛がペンライトを購入するために訪れたお店のBGMでは、「ドン♪ドン♪ドン♪ドンキ~♪ドン・キホーテ~♪」の印象的なフレーズでおなじみの驚安の殿堂「ドン・キホーテ」のテーマソングが流れます。
しかし、NHKということがあってか、「夢を買いましょ気分は宝探しだねドンドンドン♪」と、店名の「ドン・キホーテ」の名前が出るギリギリのタイミングで編集されているところが笑いを誘います。
笠原秀幸がストーカー気質のオタクを怪演
一方、チェキ券を買い占めるなど、ハナの収入源を支えているのが瓜田勝。チェキ券を買うことで、自分の推しを応援しようというだけの話なら問題はありません。
しかし、瓜田はハナが自分が言うことを受け入れていることをいいことに暴走。
ハナも「瓜田さんの中では(自分と)付き合っているのかも…。チェキ券の買い占めや欲しいと言ってない洗濯機も自分がねだったことに瓜田さんの中ではなっていて」と、ストーカー気質の瓜田とどのように向き合えばいいのかハナは愛に相談することになります。
ドラマの中で瓜田を怪演しているのが俳優の笠原秀幸さん。特に、ドラマの中では他のファンとハナが撮影している時、嫉妬心が爆発して、「ハナ、俺のあげた洗濯機使ってる…?ハナぁぁー」と絶叫して、彼女に迫ろうとしたところ、スタッフから退場させられるシーンの演技が圧巻。
瓜田勝を演じる笠原秀幸のリアルな演技に反響
実際に地下アイドルの女性がストーカーに襲われた事件も起こったこともあり、自分の中で、ハナと付き合っていることになっているという妄想を抱く瓜田の姿は笠原さんの演技の上手さもあり、非常にリアルで恐怖すら感じさせます。
ネットでは、放送を見た人から、「2話瓜田みたいな厄介ヲタは居るよなぁ…」「瓜田さん怖すぎる あーゆー表情する人いるよね」 「笠原秀幸の演技が上手くてヤバいオタクの感じがよくでてる」などの声があがっていました。
こういう役柄を演じる時の笠原さんの上手さがドラマでも生かされていると感じた人は多かったのではないでしょうか。また、愛、ハナ、そして、瓜田の運命がどのように交差するのか次回以降の展開にも期待したいですね。
(文:かんだがわのぞみ)