ラグビー・稲垣啓太「ONE TEAM」は『簡単なもんじゃない』その本当の意味とは? #ボクらの時代

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12月1日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、ラグビー日本代表の堀江翔太選手、稲垣啓太選手、福岡堅樹選手が出演。「新語・流行語大賞」にもノミネートされた「ONE TEAM(ワンチーム)」について代表3選手が語り話題を集めました。

(画像:AFP=時事)

稲垣啓太「ONE TEAM」は『簡単なもんじゃない』その本当の意味とは?

「『現代用語の基礎知識』選 2019 ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた「ONE TEAM(ワンチーム)」という言葉について、堀江翔太選手は「『ONE TEAM』って言ってパッと出来るもんじゃない」とコメント。

すると、稲垣啓太選手も「そんな簡単なもんじゃないですよね」と相槌を打つと、堀江選手は「どんどん積み重なって気づいたら『ONE TEAM』になってて」と、ハードな練習を重ね苦楽を共にした仲間との時間の積み重なりがあっての「ONE TEAM」であることを強調。

また、福岡堅樹選手は合宿中には選手とコーチ陣との対立もあったことに触れると、堀江選手は「選手同士のミーティング、あれは良かったと思う」と、衝突はあったがその都度、話し合いを重ね乗り越えていったことを明かします。

福岡堅樹が語る外国出身選手が代表に入ることの意味とは?

福岡選手が「ONE TEAM」を作る上で良かったと語るのが海外出身選手の存在。和の精神を大切にするジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが率いたラグビー日本代表が遠征先や合宿に日本刀と胴部を守る鎧や頭を守る兜・甲冑(かっちゅう)を持ち込んだことは有名な話。

そのことについて、福岡選手は日本人だと恥ずかしくなってやりにくいとした上で、「日本人らしさを外国人選手がいるからこそどうあるべきかというのをああいうシンボル(甲冑・刀)として出したことで、そのために一緒に頑張っていこう」という団結心が生まれたことを明かします。

ちなみに、映画「ラストサムライ」で渡辺謙さんが演じた勝元盛次からとった「カツモト」という名前がつけられた甲冑には代表選手も最初は違和感を感じたとのこと。

しかし、謙さんが日本代表のために激励に来てくれたそうで、この時は3選手とも「気持ちが高ぶった」とのこと。最初は違和感があった甲冑だけど、チームに一体感を生むシンボルになり、謙さんが来たことも重なりモチベーションを上げる役割を果たしました。

さらに、代表を外れテレビ解説を行っていた布巻峻介選手がグラウンドに現れて誰よりも泣いていたというエピソードはネットでも反響がありました。その時の試合について堀江選手が触れると、福岡選手が反応し「チームメイトへの信頼関係は凄く大事。自分の役割さえ果たせばきっとこいつらはやってくれる。そういうような人間関係が出来れば、能力うんぬんじゃなく、絶対上手く回ると思うんです。そういうような人間関係が出来ればベスト」とコメント。福岡選手の言葉は、控えや代表を外れた選手も自分の役割を果たしてチームに貢献していることを強調するもので、チームの絆が垣間見えた瞬間だったのではないでしょうか。

また、組織の中で自分がやるべき仕事を明確にして、それ以外の仕事は仲間がやってくれると信じるという、福岡選手の考えは「ONE TEAM」という言葉の本質をついているかもしれませんね。

代表3選手が語る「ONE TEAM」に反響

ネットには、放送を見た人から「福岡の言葉にグッときた。仕事をしてると"これやっていて意味があるんだろうか"と思う時があるけど、全体の仕事が上手く回るための業務なんだね」「メディアが飛びつき安易に利用する流行語の『OneTeam』。でも実際はそんな簡単に出来上がるものではないよと堀江さんたちはさらりと語る」「ボクらの時代後編を観たONE TEAMの話はものすごく納得がいったとにかく自分がすべきことを粛々とやっていくだけ周りはやってくれているだろうと信頼するということ」などのコメントが上がっています。

代表3選手が語るように、きつい練習や衝突を乗り越えていった先の「ONE TEAM」という言葉はとても奥深いものでしたね。また、福岡選手が話した組織の中での自分の役割と仲間を信頼することの大切さを語った言葉が心に響いた人も多いのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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