9月28日にブラックマヨネーズの冠番組「マヨなか笑人」(読売テレビ系)が惜しまれながらの最終回を迎えました。
星野源もハマった!12年間週末深夜の顔だったブラックマヨネーズ
マヨなか笑人は、関西ローカルの深夜のバラエティ番組で、劇場にゲストを呼んで公開収録する形式の人気番組。出演するゲストや企画の幅が広く、関西の若手芸人が調べても意味がなさそうなことを調査する『わざわざリサーチ』や、全国区で活躍するタレントがエピソードを語る『人生の教訓ランキング』などの名物コーナーがありました。
また、ブラックマヨネーズは2007年4月から約12年もの間、読売テレビの週末の深夜番組でMCを務めており、オープニングでは、そんなブラマヨの5つの深夜番組の歴史を振り返りました。
中でも印象的だったのが、前身番組から予算が四分の三も削られて制作されるも、数々の伝説を生んだという『マヨブラジオ』。収録現場も狭い倉庫から始まり、最終的には読売テレビのロビーで簡易セットを組んでいました。
しかし、そんな場所で芸人たちがギューギューに座って90分も喋るという異様さが「なんだこの番組!?」と、あの星野源さんの目にも留まり、大阪の知人に毎週送ってもらって見る程ハマっていたそうです。
ブラマヨ吉田のエッセイは品川監督で映画化?吉田役は桐谷健太で!?
最終回の企画は、今年2月に発売された吉田さんのエッセイ本「黒いマヨネーズ」を語り尽くすというものでした。本を読んだ著名人からのコメントを紹介するコーナーでは、映画監督や脚本の経験もある品川庄司の品川さんが「本気で映画にしたい」と絶賛。
吉田さんに本人役は誰がいいか聞くと「桐谷健太さん」と即答し、「若干ありえなくもない感じの人を言うな!髪を切ったジャガー横田さんにやってもらえ!」と小杉さんにつっこまれていました。
番組後半では、サッカー日本代表の岡崎慎司選手からのVTRコメントが紹介されるというサプライズがあり、スタジオは騒然。番組のファンだという岡崎選手は、自らのリクエストでスペインからをVTRを送ってくれたそうです。
最後は、小杉さんが「黒いマヨネーズ」の帯を考え、「喋って面白い吉田が書いた 文字で読んでこそ面白い話」と紹介すると、観客からも感嘆の声が上がる出来だったのですが、これまで数々の著名人のコメントを見てきた吉田さんは「驚くほど味がしない」と言い放って小杉さんを激怒させ、大爆笑で番組が終わりました。
マヨなか笑人の後番組はゴールデンタイムで?
番組終了を受けて、ネットでは「終わるのショック」「違う形でまた何か始まってー!」「ロスが激しい。何を見ればいいの?」と悲鳴の声があがりました。
ブラマヨの番組を担当してきた構成作家の友光哲也さんは、読売テレビでは深夜のバラエティ番組を作らない方針になったことをツイッターで明かしています。
ただ、友光さんをはじめとした制作チームはブラマヨのことが大好きなので、なんとか次の番組ができないかと奮闘しているそうです。また同じチームで番組がつくられることを期待しましょう。