4月1日、山田邦子さんのYouTubeチャンネル「山田邦子 クニチャンネル」では、山田さんに影響を与えたビートたけしさんの名言を紹介。人気バラエティ番組の赤裸々エピソードが話題になっています。
(画像:時事通信フォト)
■ビートたけし「お前さぁ、ネタのところだけが仕事だと思ってるんじゃないの?」この言葉で大出世した芸人
ビートたけしさんとは同じ事務所だったという山田さん。「たけしさんにはお世話になったものだなーと思います」としみじみしながら、たけしさんの名言を振り返ります。
かつての人気バラエティ番組「ひょうきん族」(フジテレビ系)にレギュラー出演していた山田さん。ピン芸人だった山田さんは、自分のネタが終わると「自分の仕事は終わった、自分の受け持ちは終わりだ」ということで、あとは黙っていることが多かったのだそう。
また、自分から前へ行くタイプではなく、エンディングで出演者同士並ぶ時も「後ろに入っちゃうタイプだった」と言います。すると、ある日、たけしさんから「お前さぁ、ネタのところだけが仕事だと思ってるんじゃないの?」「エンディングとかオープニングっていうのも仕事なんだよ」と声をかけられたのだとか。
当時は「えっ!」と驚いたという山田さん。今になって考えると、その頃のたけしさんはすでにコーナーを仕切ったり、司会をやっていたりしたことから、余計に山田さんの態度が気になって声をかけたのではないかと言います。
また、当時はお互いに多くをしゃべらず、挨拶も「よっ!」だけのような感じで終わっていたという2人。互いに似ているからこそ、たけしさんは山田さんを心配して言葉をかけてくれたのではと振り返ります。
当時は、自分のネタの時以外は周りの出演者の話すら聞いていなかったという山田さん。たけしさんに「とにかく『あはは』でもいいから参加しろ」と言われ、それから周りの出演者の話をちゃんと聞くようになったのだそうです。
■「編集されちゃうぞ」たけしの言葉をきっかけに山田邦子「ステップアップ出来た」
そうしているうちに「司会が出来るようになって、司会の仕事が入ってきて」と振り返る山田さん。
「ネタばっかりやってるより、また、ステップアップ出来たっていうのは、たけしさんの言葉(のおかげ)かなーというのはありますね」と、しみじみ語りました。
また、たけしさんの「『あはは』でもいいから繋げ」というのは「編集されちゃうぞ」という意味だったと言う山田さん。テレビの場合、収録したものは編集されて面白い場面ばかり繋がれていくため、放送されたとき「お前出てないことになっちゃうぞ」というようなことを言われたのだそうです。
それを聞いて「えーっ!」と思った当時の山田さんは、ちゃんと他の出演者の中に入っていくようになったと言います。
■山田邦子の暴露トークに視聴者「元気をもらえてます」
他にも、芸能人運動会に出るのが嫌すぎて死のうと思った話や、先日出版した本の話などで盛り上がった今回の動画。
ネット上では「本チャンネルを通して邦子さんという人生の先輩から元気をもらえてます」「そのアドバイスを素直に受け入れた、邦子さんが今に繋がっているのですね」「たけしさんエピソード大好き」との声が上がっています。
たけしさんと山田さんの素敵な関係性が垣間見える動画となったのではないでしょうか。
【番組情報】
山田邦子 クニチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=v5drhCIlJPY
(文:二木もなか)