1月31日放送の「A-Studio」(TBS系)に、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太さんが出演。片寄さんがGENERATIONSの今後について語り、話題を集めました。
■片寄が高校中退時の父親の反応を明かす
MCの笑福亭鶴瓶さんから、進学校に入学したのに、この世界に挑戦するため、1年で中退した時の親の反応について問われた片寄さん。
「中退というよりかは、通信に変わっただけだったんですけど。勉強を頑張って通い始めた高校だったんですけど、1年で辞めちゃってというか……。父も高校の教師なんですけど、父も大学はいつでも行けるって言ってくれたので」と、快く送り出してくれたことを明かします。
ただし、片寄さんは父親の職業柄、「でも、あんまりこれをテレビで言うと、高校教師が言う言葉じゃないっていうんでやめてくれって、言われるんですけど」とのこと。
片寄さんは父親と祖父のどちらとも、音楽の教師だったそう。
そんな音楽一家で育ったため、ピアノも習っていたそうですが、今でもライブで弾き語りをしているといいます。
そんな子供の頃の環境を「それ(ピアノ)以外は、自分の意思でやりたいって言ったことをやらせてくれたりしてたんですけど。それだけは、やっぱりそういう家系だったので。まさか、それが、こうつながるとは思わなかったですけど」と振り返り、親への感謝の言葉を語りました。
■片寄「大きな一歩を踏み出さないと」GENERATIONSの今後語る
GENERATIONSとして「第70回紅白歌合戦」(NHK)に出場するなど、2019年は大活躍だった片寄さん。
GENERATIONSのこれからについて、「いろんな可能性に引き続き挑戦しつつ、7人のバランスを保つことが、グループの中ですごく意識してることでもあるので」とコメント。
鶴瓶さんが、「まだ下も出てくるやろ?」と尋ねると、片寄さんは「そうです、今すでにデビューしてるグループもいますし。自分たちがさらに大きな一歩を踏み出さないと、下のグループも出てこれる場所が作れないっていうふうに思います」と意気込みを語ります。
■鶴瓶が片寄涼太に贈る言葉とは?
番組のエンディング、鶴瓶さんは片寄さんの母親の「あなたね、今、これ行かなあかんよ」という言葉を紹介。
そしてもうひとつ、勉強で「100点を取り続けたい」と言った片寄さんに、塾の教師が言った言葉、「もっと気楽に考えろ」も挙げます。
この言葉で、片寄さんは精神的に楽になったのだそう。
その上で、鶴瓶さんは100点の基準が曖昧な芸能界に飛び込んだ片寄さんに、「100点しか取ったらあかんと思ってた人間が、その世界を選ぶっていうのはすごいなと思う」と称賛します。
さらに、「自分で制御できないハンドルを握りながら、楽しんでる思うねん。着地はどこ行くのか分からないけども、今は楽しいて仕方がないと思うねん」と、片寄さんに伝えました。
また、鶴瓶さん曰く、「この世界で100点取っている」というHIROさんの視点を想像しながら、「その着地を一番知ってるHIROさんが、色んなことを知りながら、彼を見てるんじゃないかなと思うんで。片寄はどこまで行くかっていうのがすごく楽しみでございますね」と、片寄さんにエールを送りました。
ネット上では、「最後の鶴瓶さんの言葉が素敵すぎて泣くかと思った」「鶴瓶さんはマジで片寄くんだけじゃなくていろんな人の良さを活かしきれる人ですよね、片寄くんの良さが二重にも三重にも伝わってきた」「彼の人生がこの先もずっと100点満点でありますように」などのコメントが上がっています。
片寄さんのこれまでの頑張りを聞いて、優しい言葉で背中を押してあげる鶴瓶さんの言葉が素敵だったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)