11月9日午後に、皇居前広場で天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が開かれ、嵐がこの日のために作られた「奉祝曲」の歌唱を披露しました。開設したばかりのTwitterでは、この大役に臨む直前の心境を櫻井翔さんが投稿し、その前後の経緯も含めて大きな話題となっています。
メッセージ無し、「#櫻井翔から感謝カンゲキ雨嵐」のタグのみ
Hey everybody! お待たせ!櫻井翔です。ラグビーファンの皆様、感謝カンゲキ雨嵐!嵐として一世一代の大仕事のリハーサル。
Hey everybody! It's Sho Sakurai. Today we are at rehearsals for Arashi’s once in a lifetime event.#Sho #嵐 #ARASHI pic.twitter.com/ThRZZ3mo9U— ARASHI (@arashi5official) November 9, 2019
11月9日の午後1時前、嵐のTwitter公式アカウントに櫻井さんのメッセージと動画が投稿されました。
緊張しつつも誇らしげな表情と、立ち上がってくるっと回って燕尾服を披露するお茶目な姿に「距離が近くなれたんだなぁと改めて実感しています。翔さん、行ってらっしゃいませ!!」など熱いエールが送られました。
そして、続いて投稿されたツイートにはメッセージが無く「#櫻井翔から感謝カンゲキ雨嵐」というタグだけが記されており、これが大きな反響を呼びました。
ラグビーファンから贈られた「#櫻井翔へ感謝カンゲキ雨嵐」
— ARASHI (@arashi5official) November 9, 2019
櫻井さんが投げかけたタグの意味を、多くのファンはすぐに理解したようで、瞬く間に拡散されました。
中には、「ラグビーファンの方がつくった#櫻井翔に感謝カンゲキ雨嵐、そして翔くんがツイッターで#櫻井翔から感謝カンゲキ雨嵐、なにこの素晴らしいキャッチボール。翔くんも直接言わないけど遠回しにこういうことするんだもん〜〜〜〜ほんとに〜〜〜〜!!!」というコメントも。
これは、先月開催されたラグビーワールドカップで、櫻井さんがスペシャルサポーターを務めたことから始まります。
櫻井さんは、一部のメディアからラグビー経験の浅さなどを批判する記事が掲載されてしまいましたが、ラグビーファンはそれに対し、「#櫻井翔へ感謝カンゲキ雨嵐」というタグを作りました。
ここから、真摯にサポーターの任務に取り組む櫻井さんを賞賛し労う動きが起こり、多くの賛同が集まりました。
今回のハッシュタグは、「櫻井翔に」が「櫻井翔から」に変わっています。
これは櫻井さんからのお礼のメッセージだろうと推測するファンが多く、「あのハッシュタグを作って翔くんに届くまでたくさんツイートしてくれたラグビーファンの方々にちゃんと届きますように」といった、その粋な手法に感激の声がネット上に溢れました。
嵐SNS解禁「Twitter for iPhone」にファンがざわついた理由…"そういう解釈"でいい?
さらにこのツイートの投稿元にファンは歓喜。ツイートには、何を使って投稿されたかが表示されますが、このツイートには「Twitter for iPhone」の文字が。
「櫻井くんのメッセージ動画ツイートはWebからのツイートだけど、#櫻井翔から感謝カンゲキ雨嵐 はiPhoneからのツイートだから、櫻井くん自身が投稿してくれたと...そう言う解釈で...よろしいのでしょうか...!?」「嵐がSNS解禁してから『#櫻井翔から感謝カンゲキ雨嵐 Twitter for iPhone』が1番嵐との距離が身近に感じたできごとかもしれない」など、櫻井さんが自身のiPhoneを使用してツイートしたのではないか、という憶測が飛び交いました。
櫻井さんがここまで意図して投稿したかは定かでありませんが、ファンには嵐がより身近に感じられる嬉しい出来ことだったようです。
一世一代の大仕事に「#嵐ファンから感謝カンゲキ雨嵐」
この日の祭典では、天皇皇后両陛下も臨席される中で、奉祝曲である組曲「Ray of Water」の第三楽章「Journey to Harmony」を熱唱しました。
緊張しつつも堂々とした佇まいと、静粛な雰囲気の中に響き渡る、優しく深みのある5人の歌声は、大きな感動をよびました。
「嵐さんお疲れ様でした。最後の最後まで礼儀正しく、偉大でした。ファンとして誇りに思います」「日本人で良かった、嵐のファンでよかった。素敵な歌をありがとう」など、これらの感激のメッセージには「#嵐ファンから感謝カンゲキ雨嵐」というタグがつけられ、Twitterのトレンドを賑わせています。
「一世一代の大仕事」と動画で語った櫻井さんですが、嵐のSNSの広がりにも大きな役割を果たしてくれたようです。これからの展開がますます楽しみですね。
(文:アイドル担当ライター このはな)