2月14日放送の「アナザースカイII」(日本テレビ系)にお笑いコンビのタカアンドトシが出演。還暦まで2人で漫才をやりたいという2人のコンビ愛が話題を集めました。
■タカアンドトシが挫折を語る
中学の同級生だった2人が1994年に結成したタカアンドトシが今回訪れたのは故郷の北海道・札幌。今でこそ人気者のタカアンドトシですが、過去には挫折したことも。
21歳だったデビュー3年目、タカアンドトシは吉本興業所属の若手コンビ4組で結成する「news(ニューズ)」というユニットのオーディションに参加。
しかし、札幌から選ばれたのは1年後輩のコンビ・アップダウンで、夢だった東京進出のチャンスを失います。目標を失ったタカさんは茶髪やカラコンでイメチェンを図ったり、飲み放題付きのカラオケに通い詰めてしまいネタ中に声を枯らしてしまったことを明かします。
これにトシさんは「漫才に支障が出るほどカラオケに行くな」とコンビ結成以来、初めてタカさんを怒ったそう。
この時を振り返りタカさんは「嬉しかったんですよ逆に注意されたことが。今まで言ってくれたことがないから。こいつコンビのこと考えてくれてる。俺のこと思ってくれてんだと思って」と相方への思いを吐露。
■挫折から立ち直ったタカアンドトシ
この経験からタカさんは立ち直り、自分たちはネタしかないと「2ヶ月に1回単独ライブをやるというふうにしたりして」とコツコツチャンスを狙うようになります。
そうした中、「爆笑オンエアバトル」の地方大会が札幌で開催されるというチャンスが舞い込んできます。
この時のことを振り返り、タカさんは「一番ウケるネタを詰め込んでネタ時間が4分とかですかね。何回やっても4分きっかりぐらいの練習をして」と、最高のネタを用意して2人のネタはオンエアされることに。
これがきっかけで世間から注目されるようになり、2004年には「M-1グランプリ」決勝進出することになります。
■タカアンドトシのコンビ愛に感動
人気芸人になった2人に今後の目標を聞くと、トシさんは「漫才師で還暦を迎えたいですね」とコメント。
タカさんは「漫才は2人をつないでるものなんでやっぱ子供みたいなものですかね」と、漫才への熱い思いを明かします。
タカさんは自分がふてくされた時期に、気丈に振る舞っていた相方への感謝の語ると、トシさんは「世界の1人だけの相方」と語り、2人はコンビ愛を再確認しました。
ネットでは「感動した2人のコンビ愛に泣かされた『世界に1人だけの相方』…なんて素敵な言葉」「面白いんだけど泣ける」「タカトシの関係最高だなあ~。私も世界に1人だけの相方みつけたい」などのコメントが。
「世界に1人だけの相方」と言い切れる、タカアンドトシのコンビ愛は感動的でしたね。
【番組情報】
アナザースカイII
https://tver.jp/corner/f0046591
(文:かんだがわのぞみ)