6月27日、峯岸みなみさんが自身の公式YouTubeチャンネルを更新。AKB48としての最後の一日に密着した動画を公開し、話題になりました。
（画像：時事）
■「"アイドル"だからできることを…」峯岸みなみが噛み締める"最後の1日"
2021年5月28日、AKB48劇場で開催された卒業公演を以て、15年半、5651日に及ぶアイドル人生に終止符を打った峯岸さん。今回の動画では、劇場に到着してから公演を終えるまでの1日に密着しています。
AKB48劇場に到着し「まだ全然実感が沸いてなくて」と言う峯岸さん。
「コンサートはコンサートでやりきった」としつつも「やっぱり劇場って言うのはすごく、15年間立ち続けてますからね。噛み締めて。この独特の匂いも最後」と、エレベーターから降りて感じる香りにも深い感慨を覚えている様子でした。
リハーサル前には「やっぱりAKB48劇場が『すごく楽しい場所だな』『いい場所だな』と思って貰えるような、そんな公演になると良いなと思っています」と挨拶します。
公演には現役メンバーだけでなく、高橋みなみさんや小嶋陽菜さんと言ったOGも駆けつけました。
峯岸さんは出演するメンバー一人一人に感謝のプレゼントを用意。楽屋ではプレゼント交換や思い出作りに花を咲かせます。
本番10分前「こんなに落ち着いてるもんだなぁって自分では思ってるんですけど、それよりもメンバーの愛に貰い泣きしそうな感じ」だと、穏やかな表情で語る峯岸さん。「歌って踊るのは最後になるかもしれないし、"アイドル"だからできる事を今日はやり尽くします」と、意気込みを明かしました。
■"AKB48で最後の1日"にファン万雷の拍手
最後の挨拶、最後の円陣、最後の影ナレ。次々に"最後"を迎えていく中、本番5分前、小嶋さんの鶴の一声で、当初予定にはなかった「桜の花びらたち」を歌うことが急遽、決まります。
どたばたする中「最後までAKB48っぽい！！」という言葉に背中を押されるようにステージへ。いよいよ峯岸さんにとっての最後の公演の幕が開きました。
華やかな卒業ドレスに身を包み、自身のソロ曲「私は私」を歌い上げる峯岸さん。その後の挨拶ではAKB48としてのこれまでを振り返り「この場所だけは自分が存在していいような、そんな気にさせてくれました。今まで本当に、AKB48の峯岸みなみを支えてくれてありがとうございました」と感謝の言葉を述べて深々と一礼します。
そんな姿に、峯岸さんの門出を見送ろうと集まったファンからは万雷の拍手が贈られました。
■「一番色々な事があった末っ子を」秋元康、峯岸みなみへの想いを明かす…
さらに動画内では「とうとう峯岸まで卒業か。一番色々な事があった末っ子を最後に嫁に出すようで、ホッとすると同時に言い様のない寂しさを感じます」という書き出しで始まる秋元康さんの手紙を読み上げる様子もノーカットで公開されました。
そして、2006年にインディーズ1枚目のシングルとして発売された「桜の花びらたち」を全員で歌唱。感動的な空気に包まれながら卒業公演は幕を閉じました。
壁写外しや記念撮影を終えて楽屋に戻り「まだ全然、もうここに来ないことが信じられない」としつつ「この日の為に歩いてきた良かった」と噛み締めるように話す峯岸さん。
最後は「これからAKB48を離れても、引き続き応援したいなって思って貰えるような頑張りを明日からしていきますので、引き続き峯岸みなみの応援をよろしくお願いします。AKB48も引き続きお願いします」と手を振って、動画は締めくくられました。
■「まさに永久保存版！」感動の動画に反響続々！
今回の動画に対する反響は大きく、コメント欄には「沢山沢山AKB48として、活躍してくれてありがとう。これからは自分の思う道を進んでいってください！ずっとずっと見守ってます」「秋元先生からのお手紙、何度きいても泣いちゃうね」「まさに永久保存版！神動画です！みぃちゃん、15年間、本当に本当にありがとう！」など500件以上の感想が書き込まれていました。
動画の概要欄には「あの日の余韻をいつまでも感じていたい気持ちもありつつ、でも日々はどんどん進んでいって…この1ヶ月は本当にあっというまでした」と、卒業から約1か月が経過した峯岸さんの言葉が綴られています。
「私が確かにアイドルだった証明を皆さんもぜひご覧ください」と言った峯岸さんの想いは、しっかりとファンの胸に届いているようです。
今回の動画を観て、改めて胸に込み上げてくる熱いものを感じたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
峯岸みなみ
https://www.youtube.com/watch?v=Y9dPUTA1mvQ
（文：こじこじ）