1月3日放送の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(TOKYO FMほか)では、新春スペシャルゲストとしてシンガーソングライターのあいみょんさんが登場。あいみょんさんの語る"ジブリ愛"に共感するリスナーがネット上で続出しました。
(画像:時事)
■「なんか涙が止まらなくて」あいみょん、ジブリ愛が止まらない!
今夜の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(TOKYO FM他/23:00~)のゲストは、先日の紅白歌合戦にも出演された、あいみょんさん。ジブリに関する歌も作っている
あいみょんさんと、鈴木プロデューサーの語る「恋」とは?https://t.co/H7YmRZY5OD pic.twitter.com/NLTnI3cVKK— STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 2, 2021
DVD BOXを購入するほどジブリが好きだと語るあいみょんさん。初めて映画館で観たジブリ作品として、高畑勲さんが監督を務めた映画『かぐや姫の物語』を挙げました。
あいみょんさんは「地元の兵庫県の西宮の近くの映画館で、朝の9時の公演で泣きながら観に行ったんですよ」と事細かに説明し、忘れられない思い出なのだと語りました。
一人で自転車に乗って映画を観に行ったことも心に残っているというあいみょんさんは「もうずっと、なんか涙が止まらなくて。あの作品を見たときに」「大名作ですね」と大絶賛していました。
■鈴木敏夫のぶっちゃけ話に驚愕
また『かぐや姫の物語』のキャッチコピー『姫の犯した罪と罰』という言葉にもグッと心を掴まれたのだというあいみょんさん。
すると、スタジオジブリ代表取締役で、この番組のパーソナリティを務める鈴木敏夫さんは、あいみょんさんがキャッチコピーについて語ろうとしているのを遮り「もう大喧嘩ですよ。高畑さんと大喧嘩」と、高畑勲さんとの当時のエピソードを呟きました。
自身の気に入っているキャッチコピーが原因で喧嘩に発展したと知ったあいみょんさんは驚愕し「『(キャッチコピーが)やだぁ』ってことですか?」と鈴木さんに問いかけます。
すると鈴木さんは「やだぁ...」とあいみょんさんの言葉を復唱し、さらにあいみょんさんを驚かせました。
鈴木さんは「なんでこういうね、戦場的なね言葉使うんですかっつって...」と、高畑さんとは意見が合わなかったのだと告白。
さらにそのままのテンションで「嫌ぁな人だったよねぇ...」と、ここぞとばかりにボソッと毒を吐き笑いを誘っていましたが「でもねぇ!あのねぇ作品は素晴らしいんですよ。それは本当に」と、すぐに弁解していました。
■「例えば親になる日が来たら...」あいみょんのジブリ愛にリスナーも共感の嵐
いつまでも思い出に浸るあいみょんさんに、鈴木さんも「凄かったですよあの人はまぁ...」と、高畑さんの監督としての力量を改めて認めているようでした。
また「やっぱあれ女性にとってはたまんない映画だよね」と、物語の構造的に特に女性の胸に刺さるものがあったのではないかという鈴木さん。
これに対してあいみょんさんは「自分が例えば親になる日が来たら、もう一回観たいなとか思いますね」と、この作品に対する思いを語っていました。
ネット上では「あいみょんのジブリ愛に共感の嵐」「大興奮のみょんちゃんで私も大興奮」「あ〜もうずっとあいみょんとジブリ語りたい!!」と、リスナーもあいみょんさんが語るジブリ愛に、共感していた様子でした。
あいみょんさんが初めて映画館で見たジブリ作品や、鈴木さんと高畑さんの喧嘩のエピソードなどを聴くことが出来た貴重な回となりましたね。
ジブリファンにとってもあいみょんさんのファンにとっても、楽しい時間となったのではないでしょうか。
【番組情報】
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
https://radiko.jp/#!/ts/FMT/20210103230000
(文:椎七みつばち)